乱入して取り押さえられたモロッコのファン。(C)Getty Images

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 現地8月5日に開催されたパリ五輪の準決勝で、ベスト8で日本を破ったスペインが、モロッコと対戦。2−1で逆転勝利を収めた。

 37分にPKで先制を許したスペインは65分、日本戦で2ゴールを挙げたフェルミン・ロペスが同点弾。さらに85分にファンル・サンチェスがネットを揺らして、勝負を決めた。

 アクシデントが発生したのが90+6分だ。スペインのゴ―ルキックの際に、モロッコのユニホームを来たファンが乱入、ボールを奪ってゴールに入れる愚行を働き、警備員に捕まった。

 モロッコは、2−1で勝利したアルゼンチンとの開幕節でも、試合終了間際に同点ゴール(結局、取り消された)を奪われると、複数のファンがピッチに入り込み、大混乱となった。
【画像】乱入したファンがゴールを決めるまさかの光景
 試合が中断して2時間後に再開するというその時と同じような事態にはならなかったものの、SNS上では次のような厳しい声が上った。

「あほやな」
「意味不明やん」
「モロッコ、今日は乱入者がかっさらいシュートか」
「残り2分で猛攻仕掛けなきゃならない側のモロッコサポが乱入するんじゃあないよ」
「これだからモロッコは嫌いなんだ」
「残り時間少ないのに乱入者入ってきて馬鹿なん?」

 一方で、「マジ面白すぎるだろ」「今まで見た乱入者の中で一番面白かったわ」「バカな観客が乱入するどころかボール奪ってゴール決めてクソワロタ」「最後乱入者がゴール決めたシーンは面白かった」「ドリブルしてゴールしたの爆笑した」といった投稿もあった。

 いずれにしても、好ゲームに水を差す行為だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部