見取り図リリーの人生を映画化!脚本はダウ90000蓮見、国際映画祭にも出品の“ガチプロジェクト”
見取り図が芸能界のテッペンを目指して毎週さまざまなことに挑戦するバラエティ番組『見取り図じゃん』。
昨年、番組発の「絵本プロジェクト」として『ももからうまれたおにたろう』を出版し、絵本作家としてデビューを果たしたリリー。
今回、1年ぶりの新プロジェクト「映画プロジェクト」が始動することに。
番組では7月22日(月)・29日(月)の2回にわたり、映画完成に向けて着々と準備を進めてきたドキュメントが放送された。
◆続々と超絶助っ人が参加!
始まりは4カ月前。リリーから盛山に重大発表があった。
芸人界の天下人の共通点、それは映画を作っていること。ならば、よりテッペンを目指すために、海外の賞を獲れる映画を作ると、このプロジェクトが始まった。
リリーが映画制作の経験がないことを心配して不安そうな盛山に対して、なぜか自信たっぷりのリリー。実は強力な製作チームを結成しているという。
脚本は、『見取り図じゃん』内の人気企画、昔話を新解釈し現代風にアレンジする新説昔話シリーズで数々の名演を残した、コント界の新星・ダウ90000の蓮見翔。
作品の方向性を決める打ち合わせでは、「リリーさんの好きな世界観にしたい」と、リリーの知らざれる過去やプロデューサーとして込めたい思いに迫る。
さっそくいくつか出てきた案に、「正直凄いと思った。すでに原型ができている」と感嘆するリリー。
1カ月後、蓮見が上げてきたプロットに、リリーは満足げな表情を見せる。そして蓮見からは、「タイトルはリリーさんが考えてほしい」とリクエストが。
いくつも提案してみるも、なかなかピンときたアイデアが出ないでいたが、後日発表される。
ここでリリーが、盛山に宣伝部長としてエンディング曲を歌うことを提案。すでに超絶助っ人を呼んでいるという。
突然の宣伝部長就任に戸惑いながらもまんざらでもない表情の盛山をスタジオで待っていたのは、ケツメイシをはじめとした数々の著名アーティストから『ストリートファイター6』のメインテーマなど、さまざまなジャンルの楽曲を制作するゴリPことサウンドプロデューサーのGPP。
実は盛山とは旧知の仲だというGPP。リリーからの「チルでメロウでエモーショナル」というアバウトなオーダーに、さっそく即興で楽曲制作が始まる。
楽曲のレコーディングでは女性ボーカルとして岩淵紗貴(MOSHIMO)が参加。さらに、超絶助っ人のラッパー・FORK(ICE BAHN)が加わる。
はたしてどんな曲に仕上がるのか?
◆早瀬憩×長井短によるW主演映画!
本作のキャスティングには、今年6月公開の映画『違国日記』で新垣結衣とW主演を果たした期待の若手俳優・早瀬憩と、独特の世界観で周囲を虜にする次世代の演技派俳優・長井短のW主演が決定。
ほかにも櫻坂46の井上梨名や、番組ナレーターを務めるTAIGAが出演することが決まっている。
そんな映画の撮影現場に見取り図の2人が登場。リリーの指示により“酒屋の男”役として盛山も映画に出演することに。
何度かNGを出してしまうが、主人公の2人が出会う重要なシーンの演技を終えた。そこで総合Pであるリリーから、「僕も出たい」という衝撃発言が。
監督が急遽リリーのために用意した役をどのように演じたのか?
そして映画はすでに完成しており、ショートムービー部門でスウェーデンのストックホルム国際映画祭、アメリカのサンダンス映画祭、さらにはオランダのロッテルダム国際映画祭など多数の映画祭にすでに出品済み。
ガチで作ったこの映画作品の行方は?
◆映画はTELASAで独占配信!
映画は9月に動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」で独占配信されることが決定。
これに先立ち、映画の完成を記念してプレミア上映会の開催も決定した。
8月29日(木)に東京・下北沢の北沢タウンホールにて開催を予定している本イベントは、今回完成した映画をどこよりも早く公開する場となる。
イベントにはもちろん見取り図も登場予定で、さらにサプライズ企画も。
TELASA会員になれば本イベントは無料招待。応募者多数の場合、抽選制となる。
◆近藤啓介監督 コメント
――今回の映画の見どころ
リリーさん原案、蓮見さん脚本ということでお笑い色の強いものが生まれるのかと思いきや、なんともハートフルで純情な青春物語になりました。でも、やっぱり滲み出るおもしろみもしっかり潜んでおります。ぜひ堪能ください。
――ダウ90000蓮見脚本について
蓮見さんの脚本は、やはりとてもセリフに重きを置いていらっしゃると感じました。そのセリフのおもしろさをこぼさぬようにするために俳優たちと芝居を作り上げていきました。
――W主演を務めた早瀬憩、長井短について
長井さんは全身から魅力が噴き出ているような方で、どんなセリフを発しても自分のモノにしてしまうような凄みがありました。あとはまず、単純におもしろかったです。
早瀬さんは圧倒的な純粋さをお持ちの方で、今この瞬間の早瀬さんを撮りたい。と何度も思わせてくれました。感性豊かで表現力もあり、これからもっと凄いところまで行くんだと思います。
――監督するにあたってこだわったところ
日本の田舎の風景と、人間模様の融合みたいなものを撮りたいと考えていました。実際に撮影した町の空気感がカメラに収まっていると思うので、音とともにしっかり感じていただきたいと思っています。あと、会話劇はこだわったので普通にたくさん笑ってほしいです。