日本が3連勝で五輪ベスト8へ【写真:ロイター】

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五輪グループ最終戦でイスラエルを1-0撃破、スペイン人記者が絶賛

 大岩剛監督率いるU-23日本代表は現地時間7月30日にグループリーグC組の第3戦でイスラエルを1-0で下し、首位通過で準々決勝へと駒を進めた。

 次なる対戦相手はD組2位のスペインに決定したなか、スペイン人ジャーナリストのホセ・ダビド・ロペス氏は「彼らは模範的なメンタリティーを持ったチーム」と日本を絶賛していた。

 参加16か国中で唯一、オーバーエイジを採用せずに本大会に望んでいる日本。初戦でパラグアイに5-0、第2戦でマリに1-0で勝利して早々に決勝トーナメント進出を決めた。

 イスラエルとの第3戦はキャプテンのMF藤田譲瑠チマをベンチスタートにするなど先発メンバーを大幅に入れ替えて臨み、FW細谷真大のゴールで1-0の勝利を収めた。3試合で7得点0失点と、盤石の戦いでグループリーグを突破し、準々決勝では東京五輪の準決勝で敗れたスペインと激突する。

 スペイン人ジャーナリストのロペス氏は自身のX(旧ツイッター)で「日本は第1フェーズ(グループリーグ)を全勝、無失点で終えた。今日は多くの選手を入れ替えたが、アディショナルタイムのゴールで勝利した。彼らは模範的なメンタリティー、献身性、そして決して諦めることのないスピリットを持ったチームだ」と対戦相手となる日本を称賛していた。さらに同氏は両者の対決を「楽しい試合になることは間違いないだろう」ともコメントしている。

 今大会、女子サッカーではグループリーグ初戦で日本がスペインに敗れている。前回の東京五輪、そして今回の女子のリベンジを懸けた一戦で大岩ジャパンは白星を掴むことができるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)