なお、愛人契約に関してはグラドルの方が優勢。本人の知名度が高くなくても所属している事務所が大きいとか、有名な雑誌に一度でも掲載された履歴があると男性陣の興味を引ける。また、セクシー女優とは違って「大事な部分は絶対に見せない」というのも、希少価値が高くなるポイントとなるだろう。

 実際に、全然知名度が高くなくても肩書きだけで太いパパに囲われるタレントは星の数ほど存在する。愛人活動を含めた上での“稼ぎ”なら、セクシー女優よりもグラドルの方が上回る可能性が高い。

◆短期的にはセクシー女優の方が稼げるが…

 結論としては「長い目でみて稼げるのはグラドル。単発で稼げるのはセクシー女優」といえるだろう。どちらも収入の良い仕事である事実に変わりはないが、セクシー女優の方がスタートダッシュの勢いが良いし、オファーが少なくても1本当たりの金額が高いことから、セクシー業界の方が高収入を得やすいことは確かだ。

 ただ、どちらの仕事においても、稼ぎをアップさせて一定のラインを保つには、それ相応の努力が必要であることは間違いない。

文/たかなし亜妖

―[元セクシー女優のよもやま話]―

【たかなし亜妖】
セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。