何をやっても"カッコいい"が……(C)日刊ゲンダイ

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 元放送作家の鈴木おさむ氏(52)が15日、カジサック(キングコングの梶原雄太=43)のYouTubeチャンネルに出演。『【思わず涙が…】鈴木おさむさんが語る"SMAP愛"に…感動したカジサックが…』と題した動画で、元SMAPで俳優のキムタクこと木村拓哉(51)の話題に……。

木村拓哉「Believe」にさらなる逆風 粗品の“あいさつ無視”暴露に続き一般人からの告発投稿

 鈴木氏は放送作家としてフジテレビ系バラエティー番組『SMAP×SMAP(スマスマ)』に携わっていたが、メンバーがチーム戦でゲストに料理を振る舞って勝者を決める人気企画「ビストロSMAP」を例に出し、「(木村は)何より本気ですよ全部。だってビストロスマップでさ、ゲスト来て負けるじゃん。怒るんだから」「なおさら自分と関係のあるゲストや女優さんとか来てて自分たちが負けるとものすごく空気が悪くなる」などと語った。

 鈴木氏はキムタクの言動は「マジだから面白い」とし、梶原も「プロフェッショナルですね」などと"フォロー"していたが、スマスマをリアルタイムで見ていた視聴者たちは感じ取ったものがあったようで、《公開悪口 事務所が弱くなるとこれだよ》《帽子のキスマークのシールがキムタクだけダントツ多いのも違和感だったなあ》などと賛否両論。この企画は女性がゲストの時は勝者へのご褒美に「キス」が定番だったが、キムタクの勝率の高さに疑問を感じた視聴者からの声もあがった。

 キムタクを巡っては、お笑いコンビ霜降り明星の粗品(31)が、自身のYouTubeチャンネルで2度も、挨拶を無視されたと発信している。さらに「公称176センチ」のキムタクの身長を相方のせいや(31=163センチ)よりも低いとも見立てている。

 最近の有名人による「キムタクいじり」は旧ジャニーズ事務所の"崩壊"による忖度がなくなったことが理由ともささやかれるが……。

「元SMAPファンの間では、今でも『解散騒動』の際に"メンバーを裏切ってジャニーズ側に付いたキムタク"として根に持っている人は少なくありません。木村さんにとってネガティブな話題が出た時、粗品さんや鈴木さんに同調して拡散する旧ジャニオタは一定数いますし、キムタクネタは引きがあるし、ニュースになりやすい。もともと木村さんはファンの間でも感情が出やすく、不機嫌なのがわかりやすいこと、また草磲剛さんや香取慎吾さん、稲垣吾郎さんへのマウントは指摘されていました。もちろん、新事務所になって忖度も働きにくくなりましたから、芸能人もジャニーズをネタにしやすくなった。結局あの時の真相は謎である以上、アンチはいなくならないし、いじられ続けるでしょう」(女性誌ライター)

■次々と掘り起こされるキムタクの過去の"フキハラ"

 SNSでも思い出したかのように元ファンらから、キムタクの過去の"フキハラ(不機嫌ハラスメント)"が掘り起こされている。

 たとえば、2015年のスマスマ運動会。SMAP5人がガチンコで50メートル走に挑戦し、そこでビリを走っていたキムタクと不自然なタイミングでトップ争いしていた中居正広(51)が転倒したエピソードだ。結果、キムタクが4位、中居が5位になっている。この出来事を思い出した人も多く、《スマスマ運動会で短距離走やったとき キムタクがビリになりそうだったけど中居くんがいきなり大袈裟に転んでビリになったの覚えてる ずっと中居くんが調整してたんだろうなと思ったわ》《走る前にキムタクが「最速の男を決めるの遅すぎませんか」って言ったやつだよね?からの一番後ろを走ってて、テレビの前で勝手にヒヤヒヤしてたら中居くんが転んで最悪の事態を免れた》と盛り上がっている。ちなみに「コケちゃいました」と笑う中居と対照的にキムタクはノーコメントだった。

 ほかにも、2017年にTBS系バラエティー番組『関口宏の東京フレンドパーク』にドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』の共演者と出演し、俳優の松山ケンイチ(39)とペアでホンジャマカとハイパーホッケーで対戦して勝利。だが、キムタクは松山には自陣のゴール守らせただけで、円盤に触れさせなかった。これも視聴者の記憶には鮮明で《SMAP解散後に出演したフレンドパークのハイパーホッケーの時も酷かったよ 松山ケンイチもホンジャマカもみんなで気を使って優勝させてあげて、本人だけご満悦だった》と話題にあげている。

 何事も本気ゆえ、周りが勝手に気遣ったこともあるのだろうか?