<娘に感謝!>「生活費は月3万が普通だろ!」【無能な嫁扱いするケチ夫】に → 娘がピシャリ!

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モラハラ夫は自分の稼いだお金はすべて自分のものと思っている場合も多く、ケチってなかなか妻に生活費を渡さないということもあるそうです。今回は実際に夫からモラハラを受けている友人から興味深いエピソードを聞きました。

いまどき生活費3万なんて……

私の夫はモラハラ気質で、家庭内のことは自分がすべて取り仕切ろうとします。
特に経済面ではうるさく、結婚してから毎月生活費として渡されるのはわずか3万円のみ。家賃や光熱費は別とはいえ、3万円では食費すらまかなうことができません。

私は家計簿を夫に見せたり、物価高で厳しいことを何度も説明しましたが、夫は聞く耳持たず。
結局、幼い子ども2人を実母に預けてパートに出ることでなんとか家計を支えていました。

お願いだから分かってよ(涙)

しかし、上の娘が中学に上がったころから、私のパート代くらいではどうにもならなくなってきました。
どんなに切り詰めても、食べ盛りの子どもたちの食費だけで3万円なんてすぐになくなってしまいますし、部活の道具を購入したりお小遣いや日用品を買ったりすると、毎月赤字です。
子どもに「習い事がしたい」と言われても、言葉を濁すしかなく……。

子どもたちへの皺寄せを不安に思った私は、夫に「このままじゃ子どもたちに不便な思いをさせてしまう。お願いだから生活費を増額して!」と頭を下げました。

夫の反応は?

さすがに子どものことになると夫も折れてくれると思ったのですが、予想に反して夫の反応は

「3万円もあるんだから、普通はやりくりできるはず。お前が無駄遣いしすぎなんだ」
「そもそも普通の妻は夫に対してそんな不満は言わない!」

と、【普通】を盾に私のことを責めるばかり。
やっぱりこの人には何を言っても通じないんだ……と私は絶望しました。

その時、娘がついに

しかしその時、いつもは大人の話に首を突っ込んだりしない中学生の娘が、ついに口を開きました。

「私から見たらパパのほうがよっぽど異常だよ。本気で3万円でいいと思ってるなら、実際に自分でやりくりしてみたら? そもそもパパ、自分は月に3万円以上使ってるでしょ。それで生活費は3万円で十分だろって、言ってることが『普通じゃない』よ」

自分が連呼した【普通】という言葉で揚げ足を取られ、夫は何も言い返すことができませんでした。

娘はずっと夫への不満を抱えていたようです。
さらに「パパがお金を出してくれなくても、奨学金でも何でももらっていつか私がママに楽させてあげるからね。そしたらパパと離婚して、幸せになろう!」とまで言い出し、夫は唖然……。

よっぽどショックだったのか、すぐに生活費を増額してくれました。

まとめ

節約したい気持ちはわかりますが、生活費を満足に渡さないのは経済DVと言われても仕方がない行為です。
この一件で夫が自分の間違いに気付き、少しは反省してくれるといいのですが。もしこのまま夫が変わらなければ、近い将来本当に家族を失うことになるかもしれませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの