英国のキャサリン皇太子妃による投稿を表示した携帯電話の画面(2024年6月14日撮影)。(c)BENJAMIN CREMEL / AFP

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【AFP=時事】英国のキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales、42)は14日、チャールズ国王(King Charles III)の「公式誕生日」を祝う15日のパレードに出席すると発表した。キャサリン妃が公の場に姿を現すのは半年ぶり。がんの治療は「順調に進んでいる」としている。

 キャサリン妃は声明で、「今週末の国王の誕生日パレードを家族と共に楽しみにしている」と述べ、今後数か月のうちに他の行事にも出席する意向を示している。

 自身の病状については「まだ森から抜け出したわけではない」としながら、「夏の間にいくつかの公務に参加したい」と表明。「(治療は)順調に進んでいる。しかし、化学療法を受けたことがある人なら分かってもらえると思うが、調子の良い日もあれば悪い日もある」とし、がん治療は「あと数か月」は続くと明らかにしている。がんの種類は公表していない。

 さらに、「調子が悪い日は体がだるく、倦怠(けんたい)感があり、体を休めることしかできない。それでも、調子が良い日は気力がみなぎり、体調の良さをできるだけ生かしたくなる」と説明。

 そうした日には「家の中でちょっとした仕事」をするようになったと明かし、「(自身の子どもたちの)学校生活に参加し、エネルギーと前向きな気持ちを与えてくれる物事に私的な時間を費やすことに喜びを感じている」と付け加えている。

【翻訳編集】AFPBB News

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