防水撥水じゃないのに、雨の日に着たくなる無印の新作ポロシャツ
軽やかなポロシャツ、見つけました。
雨が降ると「なるべく外出を控えたいなあ」と思っちゃうんですけど、そういうわけにはいかず。毎回億劫な気持ちをなだめながら出かけていました。
ただ、最近買った無印良品のポロシャツがとっても良い感じで、ちょっと前向きに雨の外出を楽しめるようになったんです。
無印良品の「風を通すポロシャツ」
無印良品の衣料品の中でも、実験的なデザインだったり素材だったりを使ったアイテムを展開する「MUJI Labo」。シンプルだけど遊び心のある服と出会えるので、毎シーズン何かしら買っています。
今年の夏服はどうしようかな……と色々試着をする中でビビッときたのが「風を通す 汚れが落ちやすいポロシャツ」。その名の通り、風がすーっと通り抜ける軽やかな着心地で、着用した瞬間に「今年の夏の制服はこれだな」と決まりました。
シャリっと感のある生地にシンプルなデザインのポロシャツですが、よく見ると、首元から脇にかけて切り替えが入っているラグランスリーブになっていて、今っぽいシルエット。
身体のラインをゆるっと拾ってくれるので、身長が高いわけでもないのに(165cm)肩幅だけがっしりしている私のような人でも、良い感じに着こなせます。こういうシルエットの服、本当にありがたい。
編み方でここまで着心地が変わるのか…
優れた通気性の秘訣は、「空羽織り」という織り方にあるのだそう。縦糸の間隔を広くした織り方にすることで、風の通り道ができているのだとか。
そうなると気になるのが透け感ですが、光にかざすとたしかに透けるけど、インナーをしっかり着ていればほとんど気になりません。
ただ、今回選んだ黒のほかにオフ白とブラウンも展開しているので、もしかしたらオフ白とかだと、結構透け感が気になっちゃうかもしれませんね。
雨の日のモヤッと感を解消
通気性の良さは夏本番はもちろんのこと、ジメジメっとした空気のこの時期にもぴったり。
特に雨の日との相性が良くて、今日は降っているなとか降りそうだなという日には積極的に着るようにしています。
肌に張り付かないシルエットと生地感、そして風が良く通る織り方のおかげで湿度が高くても心地良く着られて、さらに吸汗速乾性も備えているから汗をかいても安心。室内干しでもパリッと乾いてくれるというのも、ついつい手に取ってしまう理由になっているかも。
私自身買ってから気づいたことですが、雨でもへっちゃらな機能的な服が1枚あるって、それだけで意外なほどに前向きになれるもの。防水や撥水ばかりに注目しちゃいがちだけど、雨対策ってこういう機能性もアリなのね、と視野が広がった良い買い物でした。
Photo: シラクマ