年齢を重ねると、食べる量を減らしても、運動してもなかなかやせにくくなるもの。サワさん（49歳）は、ダイエットカウンセラーのおにゃさん考案の「たんタンダイエット」を参考に、食事の内容を少しチェンジすることで好きなものはやめずに23kgやせたそう。ここでは、サワさんが行ったことと、おにゃさんの「ラクうま魚おかず」のレシピを教えてもらいました。

魚は簡単レシピで取り入れたら、停滞期もなくスルリやせ

過去には置き換えスムージーを試したり、悪玉コレステロール対策でサプリも飲んでみたけれど、効果がなかったというサワさん。

おにゃ式ダイエットで「タンパク質・野菜・糖質のバランスを見直して、3食きちんととること」を心がけたところ、効果が現れ始めました。また、それまであまり多くなかった「魚メニュー」を取り入れたことで、タンパク源が豊富になり、食生活全体が整うように。

「最初は、魚メニューが突然増えて家族からクレームを受けたほど（笑）。そのうち家族も気に入ってくれるようになりました」（サワさん）

食事は「忙しいときは適当で、できる範囲でいい」をモットーに手間のかからない献立も増やしていったところ、20kg以上のダイエットに成功し、別人級に変身。健康診断の結果もオールAになりました。

そのとき身につけた献立の考え方「野菜を両手のひら量、タンパク質源を片手のひら量とる」は、やせた今も続けています。

やせグセが身につく「ラクうま魚おかず」2つ

「魚をあまり食べない人は、お刺身や切り身を活用することから始めてみて。食卓に魚を登場させる頻度を高めると、ぐんとやせやすくなりますよ」（おにゃさん）

●フライパンひとつで「鮭のちゃんちゃん焼き」

みそと鮭のうま味がしみたキャベツも絶品！

【材料（2人分）】

生鮭　2切れ
塩、コショウ　各少し
キャベツ　1／2個
A[みそ大さじ3　みりん　酢各大さじ1]

【つくり方】

（1）　鮭は軽く塩、コショウをふる。キャベツはざく切りにする。

（2）　フライパンに1のキャベツを敷き、鮭をのせ、混ぜ合わせたAをかける。フタをして弱火で20分蒸す。

［1人分225kcal］

●5分でできる！サーモンのアヒポキ風

切ってあえるだけの超簡単料理。素材は大きめに切って。

【材料（2人分）】

サーモン（刺身用）　80g
アボカド　1個
A[しょうゆ、マヨネーズ各大さじ1　レモン汁小さじ1／2]
いりゴマ（白）　少し

【つくり方】

（1）　サーモンは2cm角に切る。アボカドは種を除いて皮をむき、1cm角に切る。

（2）　ボウルに（1）を入れ、Aを加えて混ぜる。器に盛り、ゴマをふる。

［1人分235kcal］