「ドMですね」…『羽鳥慎一モーニングショー』松岡朱里アナ“庶民派”正直者アナとして大成功の予感
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4月1日、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の4代目アシスタントとしてデビューした松岡朱里アナウンサーの“大物ぶり”が連日ネットを沸せている。
「近年、テレ朝では新人アナに朝の帯番組を担当させて成功しています。入社4年目の森山みなみアナは『グッド!モーニング』から『〜モーニングショー』を経て今春『スーパーJチャンネル』へと出世して視聴者の評判も高い。
2年目の荒井理咲子アナも『〜モーニング』でどんどん実力を発揮し、結果的に新井恵理那キャスターの復帰を阻むこととなりました。そんな中、松岡アナはいい意味でその言動が目立っていて、毎日、羽鳥さんが面白がってイジっている状態ですね」(テレビ誌ライター)
松岡アナの番組内の様子が最初にネットニュースにあがったのは登板初日の4月1日だ。
「本日入社しました新人アナウンサーの松岡朱里です。視聴者の皆様に情報をわかりやすく伝えられるよう務めてまいります。等身大の自分で精一杯がんばります」
と、いかにもアナウンス研修を受けたての新人らしい発声と滑舌で挨拶した松岡アナ。羽鳥によれば、番組開始の2時間前から、
「30回は練習していました。私は隣の部屋で涙を流しながら聞いていました」
とのこと。その後、コメンテーターの石原良純が、
「フレッシュなんで羨ましいです。僕も頑張ります!」
と茶化すように挨拶すると、それに対し松岡アナは、
「あ、ちょっとアウトです」
と辛口評価。玉川徹氏は立ち上がって「素晴らしい」と拍手し、それが複数のネットニュースになったのである。
「横並びの生ワイドの中でも“オジサン率”が高い『モーニングショー』に加わったZ世代の新人アナのことがよほど珍しいらしく、その後も羽鳥さんは何かにつけて松岡アナをネタにするのですが、特にネット民らが食いついたのが、4月9日の放送で羽鳥さんが『松岡さんはね、スーパーでバイトしていたんです、大学生のときに』と明かしたときでした。
その日は葉物野菜の価格高騰が話題となり、『けっこう物価情報には詳しいです』とドヤ顔になった松岡アナ以上に羽鳥さんがドヤ顔になっていましたね。すごくコミュニケーションがとれているのだと思います」(前出・ライター)
在京局の女子アナといえば、大学在学中からタレント活動をしたり、ミスキャンパスに選出されたりした強者が勢揃いしているが、松岡アナにそうした遍歴はなく、アルバイトも「スーパーのレジ打ち」と極めて庶民的だ。
5月3日の放送では、レジ打ちのバイトを6年も経験した松岡アナが、「渋滞学」の専門家、東京大学の西成活裕教授と共にゴールデンウィークの混雑回避のために、行列の㊙攻略術を解説する場面もあった。松岡アナは、商品のバーコードの位置や、カゴ入れのコツなどを把握していた“自称・レジのプロ”だったそうだ。
「採用試験の際、こうした学生時代の経験が決め手になることが少なくないのですが、テレ朝でいうと、新卒ですぐに『ミュージックステーション』のアシスタントに抜擢された並木万里菜アナは、学生時代、浅草で人力車を引いていたことで知られます」(ワイドショースタッフ)
『Mステ』と異なり、自分の意見や経験談を毎日のように話せる『モーニングショー』での松岡アナの存在感は大きくなるばかりだ。
「4月19日の放送では、入社した直後に退社する新入社員が特集され、松岡アナは羽鳥さんから『辞めないよね?』と確認され、『辞めないです』と応えるも、転職サイトに登録している友人の思いを流暢に代弁したり、『私は転職サイトには登録していないですが…』 『自分の意志を大切にしているのがうかがえるので、全く問題ないというか、私も“あり”だと感じます』 と言い切り、羽鳥さんもこのときだけは目を丸くしていましたね。
その2日前にはペットのかわいい様子の動画を見ながら各々がコメントする際に、砂を浴びて喜んでいる芝犬に対し、『ドMですね』 とコメント。『アナウンサー、なかなか言わないよ』 と羽鳥さんから注意をされる場面もありました。それからも、恐竜の『モササウルスが好きです』と言って、それがまたネット民をザワつかせました。4月がまだ終わらない内に、こんなにもキャラクターが浸透している新人アナウンサーというのも他局には見つかりません。羽鳥さんとは早くも名コンビです」(前出・スタッフ)
4月29日には、大型連休の過ごし方を聞かれた松岡アナが、
「先週末に初任給が出たので、姉と母に御飯を(ごちそうした)」
と言ったことに対し、羽鳥は、
「そんなことされたら泣いちゃって味しないだろうね」
と返した。まるで、自身の娘に言われたかのように、羽鳥は目を細めていた。
横並びの生ワイドがどんどんターゲットを若年層にしているなか、圧倒的にM3、F3(50歳以上の男女)層に支持されているのが『羽鳥慎一モーニングショー』。Z世代の松岡朱里アナを取り巻く羽鳥、良純、長嶋一茂、そして玉川氏の“おじさん軍団”のリアクションが同番組の売りとなりそうだ。松岡朱里アナの発言に5月以降も大注目だ。