女性遺体は死亡男性の妻 都内住宅で実行役接触疑い 那須町で男女２遺体発見
那須町の河川敷で焼損した男女の遺体が見つかった事件で、栃木県警と警視庁の合同捜査本部は４月２４日、被害の女性はすでに身元が判明していた男性の妻であることを明らかにしました。
４月１６日、那須町の河川敷で見つかった男女の遺体はすでに身元が判明していた会社役員の宝島龍太郎さん５５歳と女性はその妻の幸子さん５６歳だと判明しました。
捜査本部は死体損壊の疑いで埼玉県越谷市の建設業平山綾拳容疑者２５歳を逮捕し送検しました。
また、捜査関係者への取材で遺体が発見された日の未明に実行役とみられる２人組と被害に遭った宝島さん夫婦は都内の住宅で接触した疑いがあることが分かりました。これは防犯カメラの映像などから判明したもので、夫婦は２人と接触した後に暴行を受けた可能性があるということです。捜査本部はこの住宅を現場検証しました。
また、平山容疑者が都内のコンビニで車を貸した実行役とみられる２人組について「数回飲んだことがあるが、本名は知らない」と供述していることも分かりました。
平山容疑者は２人組をあだ名で呼んでいて「事件発覚後、連絡が取れなくなった」と話していたということです。捜査本部は平山容疑者の交友関係を調べています。
