本塁打トップなのに…トラウト珍記録に「闇を感じる」 大谷流出で深刻な“1、2番問題”
トラウトの今季5本塁打はすべてソロ…1、2番が打率.162&.074と絶不調
■エンゼルス 7ー1 レイズ(日本時間9日・アナハイム)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が、珍記録を続けている。8日(日本時間9日)に本拠地で行われたレイズ戦で、リーグトップに並ぶ5号ソロを放つなど絶好調。しかし、今季の5本塁打はすべてソロ。今季から直前を打っていた大谷翔平投手(現ドジャース)がいなくなり、“1、2番問題”も浮上している。
エンゼルスは2点リードの3回、1番からの好打順だったが、先頭のレンドンが中飛、続くモニアックが一ゴロであっさり2死走者なし。ここで3番のトラウトに5号ソロが飛び出した。カウント2-2から甘く入った92.1マイル(約148キロ)をバックスクリーンへ。打球速度108.7マイル(約175キロ)の弾丸だった。
昨季まではトラウトの前を大谷が打っていたが、今季は新たな1、2番コンビが苦しんでいる。1番のレンドンは9試合で打率.162、出塁率.205。最初の5試合で出塁わずか1の不調から脱しつつある。2番のシャヌエルも9試合で打率.074、出塁率.297。本来は出塁能力の高い2選手だが、うまく機能していなかった。
一方で、トラウトの一発は昨季から10本連続でソロ。SNS上のファンからは「全部ソロってあたり闇を感じる」「全部ソロという地獄」「悲しい野球マシーン」「全部ソロなの哀愁を感じる」「全部ソロなの可哀想すぎるな」「得点圏でトラウトが打ってないだけ」「タフなチームだよ」との声があがっている。(Full-Count編集部)