米ワシントンに咲く色鮮やかな桜 台湾にルーツ
小さい頃から植物が好きで、園芸に関するブログも開設している黄さん。ある日、偶然にもネオンのように輝く赤色の花びらを持つ桜を見つけた。「ワシントンではあんな色の桜は見られない」と不思議に思い、仕事の傍らで調査を開始することにした。そして、この桜が台湾南部にある阿里山を原産とするカンヒザクラと日本のフジザクラを交配させた「オカメザクラ」であることを突き止めた。
黄さんは、メリーランド州モントゴメリーのブルックサイド庭園でも台湾にゆかりのある品種を発見した。それは「ファーストレディー」と呼ばれる桜。カンヒザクラとオカメザクラを交配させた品種で、米国立樹木園で育成された。
ワシントンでは先月20日から全米桜祭りが開かれている。オカメザクラは議会墓地で見ることができる。イベントは14日まで。
(石秀娟/編集:名切千絵)
