ギャラが高すぎて…『アンビリバボー』卒業のビートたけし「他のレギュラーも打ち切り&卒業の危機」

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1997年10月から約26年レギュラー出演していたバラエティー番組『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)を3月いっぱいで降板することが発表されているビートたけし(77)。残る地上波のレギュラー番組は2つとなったが、どちらも降板ないし、番組打ち切りの危機に瀕しているという。

1991年から出演している『世界まる見え!テレビ特捜部』を放送している日本テレビ関係者が打ち明ける。

「たけしさんの『アンビリバボー』卒業のニュースを聞いて、日テレ内でも衝撃が走りましたよ。フジにとって1990年代から四半世紀以上にわたって貢献してくれた大功労者ですからね。うちの『まる見え』が始まったのは『アンビリバボー』より前。1985年から1996年まで放送された冠番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でも活躍してくれましたし、たけしさんは日テレにとっても非常に大事な存在なんです」

風向きが変わったのは、2020年2月――。

「18歳年下の奥様と再婚したあたりから、ギャラをさらに上げるよう要求してくるようになったんです。たけしさんが出演しているだけで優良スポンサーがついてくれた時代もありましたが、いまやテレビの勢いは衰えぎみ。どこも経費削減に躍起になっており、ギャラアップに応じる余裕はありません」(同前)

アンビリバボー』を降板したことによって、たけしがレギュラー出演する番組の希少価値が上がると言えなくはないが……。

「それを差し引いても、高額なギャラはペイできない。制作費削減の流れは止まらないどころか、加速するでしょう。『まる見え』を今秋で打ち切り、年1回の特番にする方向で調整が始まっている……なんて真偽不明のウワサまで飛び出す始末です」(同前)

『まる見え」』が終了となれば、残るレギュラー番組は『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)だけとなる。

「同年代で同じ“お笑いBIG3”のひとりのタモリさん(78)も『ブラタモリ』(NHK)のレギュラー放送を終わらせ、特番化することとなりました。体力的にも、出演本数を減らしたほうが長く活躍していただけると思います」(同前)

まだまだテレビで元気な姿を見ていたいが……。