シティとの大一番で冨安は復帰を果たせるか。(C)Getty Images

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 北朝鮮戦に1−0で勝利した日本代表メンバーの中に、冨安健洋の姿はなかった。

 現在プレミアリーグで首位に立つアーセナルのDFはアジアカップからクラブに帰還後、ふくらはぎの問題で1試合も出場していない。練習には復帰したものの、コンディションを考慮されて、代表招集は見送りとなった。

 この判断を称えたのがアーセナルの専門サイト『THE gooner』だ。今週末に控えた3位マンチェスター・シティとの大一番を前に、冨安らの怪我人が起用できる目途が立ったと伝えている。

「いま、我々はほぼ完璧なチームで試合に戻りつつある。継続的な欠場者はユリエン・ティンベルだけになる可能性が高く、トミヤスとトーマス・パーテイは中断期間中のQPRとの無観客の練習試合を経て、両者とも試合に出場できるフィットネスに少しずつ近づいている」
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 記事は「久しぶりに(ミケル・)アルテタ監督には選択肢が与えられた。アーセナルのファンはこのローテーションの考え方に慣れる必要があるだろう」と綴り、こう続けている。

「守備面では、アーセナルはシーズンの大部分で欠いていた戦力を確保している。トミヤスは最終ラインを越えてプレーできる一方、オレクサンドル・ジンチェンコは特定の相手に対して左サイドバックで中心的な選手となりうる」

 果たして、シティとの大一番で冨安はクラブでは約3か月ぶりの出場なるか。期待は高まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部