業務スーパーで販売されている『サムジャン』をご存じでしょうか。

チューブタイプの辛味調味料。野菜でお肉を包んで食べる、サムギョプサルなどの韓国焼肉料理に使われる辛味噌ペーストですね。辛さよりも香ばしさを強調したバランスで、肉野菜を優しく味付けできる一品ですよ。



『サムジャン』は170円(税込、税抜158円)で販売中。内容量は90g。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

ちなみにチューブ入り中華調味料は『甜麺醤(テンメンジャン)』(100g・159円)などもラインナップされています。いずれも内容量と価格は横並び。味の好みや用途で選んでOKです。

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韓国料理用のピリ辛味噌。炒め物の味付けにはもちろん、野菜スティックのディップソースにしてもいいですし、サンチュやレタスで豚肉と一緒に巻いてサムギョプサル風にしてもOKです。

味噌の旨みと豆板醤の辛味がベース。辛さはピリ辛程度で、味噌の甘みのおかげでまろやかな輪郭です。そこにごまやネギの香味が強めに乗っており、トマトの爽やかさも隠し味的に効いてきます。

炒め物に使うと味噌のまろやかさと香りの良さが行き渡り、辛味は下支え程度の存在感に。かなり優しめの旨辛感に仕上がります。少し地味ながら、親しみやすい風味です。

アレンジ用途だと焼きおにぎりがおすすめ。本品をご飯と混ぜたら、握って焼き目をつけるだけ。優しくも奥行きと広がりがある、香ばしさが際立った味わいになるんです。

強いて気になる点をあげると、華やかさと濃厚感が弱い点ですかね。単体では味を決めづらく、他の調味料とあわせて使いたくなる場面も多めです。

それでも、まろやかな旨みと香りを手軽にプラスできるのは便利。普段の料理に変化を付けるための脇役的な調味料として、焼肉以外にも活用しやすい一品ですよ。

カロリーもチェックしておきましょう。

『サムジャン』は100gあたり256kcal(炭水化物 41.9g、食塩相当量 5.8g)。大さじ1杯(15g)あたりは約38kcal。料理に入れる際の目安にどうぞ。