清原和博さんの元妻でモデルの亜希が『徹子の部屋』に出演。腎臓がんに侵され60歳で亡くなった母に余命を告げられず後悔していると明かした。

【映像】亜希、最愛の母&兄との幼少期ショット

 1月26日(金)、黒柳徹子の『黒柳の部屋』(テレビ朝日系列)が放送。モデルの亜希が出演した。最愛の母を60歳という若さで亡くした亜希。「私が今年55なので、あと5年かって思うと、いろんな思いが胸によぎります」と今の気持ちを明かした。

 母は離婚をしていて、女手一つで2人の子供を育てていたそう。黒柳が「10代の頃は楽をさせてあげたくて生きてきた?」と聞くと、亜希は「もう、それしかなかった。それだけ!母のために、みたいな」と親孝行を強く意識した青春時代を語った。

 亜希の母の死因は腎臓がん。母の余命を医者から宣告された亜希は、「20年前だったので『告知をどうしますか?』と。真っ青になってしまって、母には最後まで告げられなかった」と当時の決断を振り返った。

 母の年齢に近づくにつれ、亜希は告知しなかった決断を後悔するように。「今思うと、生命力を信じてあげて良かったのかなって」「『本当のことを言えば母はどういうことを残してくれたのかな』『メッセージを残してくれたのかな』って思えば思うほど…。もっと信じてあげて、時間を共有したかった。隠すことが愛だって勘違いしていて。今20年経って母を思うと、そこがすっごく悔やまれます」と懺悔するように語った。

 黒柳が「余命半年って言われていたけど10カ月も頑張ったんですってね」と亜希の気持ちに寄り添うと、亜希は「そうなんです。頑張ってくれたんです。だけど『一緒に頑張ろう』って話をしていたらもうちょっと長かったかもしれないなって」「最後の言葉も覚えていないけれど母の温もりは消えてないので、いいように取って。だから今は感謝しかない」と母を惜しんだ。