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ヘルナンデスが加入すれば、さらに陣容は厚くなるだろう(C)Getty Images

 現地1月6日(日本時間7日)、ドミニカのスポーツジャーナリストであるヘクター・ゴメス氏が自身のX(旧Twitter)で「ドジャースは現在、レッドソックス、エンゼルス、マリナーズを抑えてテオスカー・ヘルナンデスと契約する最有力候補として浮上しており、3年を超えるオファー提示する用意があるようだ」と更新。マリナーズからフリーエージェント(FA)となっている強打者、テオスカー・ヘルナンデスの獲得レースでドジャースが最有力候補に浮上したと伝えた。

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 ヘルナンデスは今季、打率.258、26本塁打、93打点をマーク。21年のブルージェイズ在籍時には32本塁打を放つなど、メジャー通算159本塁打を誇る長距離砲だ。スラッガーには長打力が課題のレッドソックスやエンゼルスなどが獲得に動いていると見られていたが、ここにきてドジャースが移籍先の最有力候補に挙がっているという。

 今オフのドジャースは大谷翔平を10年7億ドル(約1012億円)、山本由伸を12年3億2500万ドル(約470億円)、さらにはトレードで剛腕のタイラー・グラスノーの獲得に成功したが、ドジャースの大補強はまだ終わらないようだ。現地報道ではパドレスの守護神を務め、現在はFAとなっているジョシュ・ヘイダーの獲得にも乗り出すと報じられるなど、補強の手を緩めていない。

 ゴメス氏の投稿に米メディア『Sports Illustrated』のノア・カムラス記者は自身のXで「ドジャースが今最も必要としているのは、外野を守れる右打ちの強打者だ。テオスカー・ヘルナンデスの獲得が最良のシナリオだろう」と反応。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』も記事を配信し、「ドジャースは右打ちのレギュラー外野手が不足しているため、ヘルナンデスは完璧にフィットするだろう」と太鼓判を押した。獲得に成功した際の起用法については「ヘルナンデスはドジャースの打線でマックス・マンシーに次ぐ6番打者となり、ウィル・スミスが休んでいる日にはクリーンナップを務める可能性もある。彼がドジャースの4番打者を引き継ぎ、スミスを6番で起用する可能性もある」とした。

 ヘルナンデスのドジャース入りが実現すれば、“最恐打線”が完成しそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]