ユニリタは12月21日、GmailやSlackなどのSaaS(Software as a Service)と連携し業務フローを自動化できる「bindit(バインドイット)」において、サイボウズの「kintone」との連携が可能になったことを発表した。

○業務フロー自動化ツールの連携サービスに「kintone」が追加

「bindit」(公式Webサイト)

「bindit」は、業務フローをテンプレート化した「レシピ」を活用しバックオフィス業務を専門知識不要かつノーコードでアプリケーション間の業務フローを連携できる自動化ツール。オリジナルレシピ作成にも対応しており、「Gmail」「Google スプレッドシート」「Google Drive」などのWebサービスと連携した業務フローの自動化も可能で、Gmailに添付した契約書のクラウドサインへの自動登録、Gmailの内容をChatGPTで要約してSlackに通知するいった業務レシピがデフォルトで利用できる。

ほかにも「Microsoft Outlook」「Microsoft Teams」「Salesforce」「slack」「クラウドサイン」「ChatGPT」「box」他多数のサービスに対応しているが、今回新たな連携サービスとして「kintone」が追加される。

○「kintone」と連携することで自動化業務の幅が更に広がる

「kintone」はノーコードアプリ開発ツールで32,000社以上が利用しており業務に対応した様々なアプリが開発、利用されている。今回、業務自動化フローに「kintone」が加わることで自動化の幅を更に広げることが可能になった。同社では、連携に合わせて新規に「kintone」を利用したレシピを追加している。「クラウドサイン」での契約締結後、「kintone」の契約管理レコードを自動で更新し、Slackで社内に通知を行えるというものだ。流通業界向けに入庫・出庫の通知メールを受信した場合、「kintone」在庫管理アプリのステータスの更新を自動で行うといった使い方も提案している。

「bindit」と「kintone」の連携イメージ(同社資料より)