ドジャース入団会見に臨んだ大谷翔平【写真:小谷真弥】

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ネズ・バレロ代理人が明かす

 FAとなっていた大谷翔平投手を巡る争奪戦で、エンゼルスと最後まで交渉を行っていたと、代理人のネズ・バレロ氏が14日(日本時間15日)に明かした。エンゼルスのペリー・ミナシアンGMとは最後まで話しをしていたものの「上手くいかないだろうということになった」と語った。

 大谷のドジャース入団会見後に取材に応じたバレロ氏は、各球団との交渉が最終段階になった時点でも、エンゼルスとコンタクトを取っていたと明かした。「(ミナシアンGMとは)最後の方で話をした。最終的に(交渉が)上手くいかないだろうということになり、我々はドジャースと契約することに決めた」と、球団決定の裏側を明かした。

 大谷はエンゼルスで6年間プレー。2度のMVPを受賞するなど、球界を代表するスーパースターに成長した。「エンゼルスはショウヘイにとって特別だ。6年間そこでプレーした。そのことを、みんな理解する必要がある。最終的に、少なくとも彼らには交渉する資格があると我々は感じた。改めてだが、彼はそこでプレーすることが本当に好きだった。彼は(エンゼルスの)人たちを愛していた。彼らにチャンスを与えるという考えを見逃したくなかった」と語った。(Full-Count編集部)