豪競馬の追い込みレースが話題に(画像はイメージです)

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豪アスコット競馬場で行われたハンデ戦

 圏外かと思われる位置からの猛烈な追い込みで大逆転V。2日にオーストラリアで行われたハンデ戦で「不可能な位置」にいながら、残り150メートルで全馬をごぼう抜きした1頭の牝馬が話題になった。地元メディアが公開した動画には海外ファンから驚きの声が出ていたが、日本人ファンも仰天。「デュランダルばり」「えっぐい脚」といった衝撃コメントが集まっている。

 最後に“飛んだ”。オーストラリア西部のアスコット競馬場で行われた「シュウェップス・ハンディキャップ」(3歳上、芝1500メートル、良、13頭立て)で、人気を背負ったヨンガラス(牝4・G&Aウィリアムズ)は後方でもがいていた。ハナに立ったロングウィークエンドが楽に4コーナーを回って逃げ切り態勢。直線に入り、ヨンガラスは大外に進路をとった。

 残り200メートルで鞍上のウィリアム・パイク騎手がムチを2発入れて気合注入すると、残り150メートルをきったところからヨンガラスの末脚が爆発。ゴール寸前まで粘ったロングウィークエンドを差し切った。

 豪州の競馬専門局「スカイ・レーシング」のX(旧ツイッター)が「信じるためには見なければならない」「魔術師の仕業のように、不可能な位置からヨンガラスが勝利した」とつづって公開した動画には海外ファンから「羽を与えたみたい」といった反響が寄せられたが、日本人ファンからもさまざまな声が上がった。

「ひぇ…ってなった…」
「一頭だけ早回しにしか見えなくて草」
「1頭だけ早送りみたい」
「デュランダルばり」
「加速の仕方がウイポ」
「キングヘイロー、あるいはグランアレグリア グランちゃんの方がこれは近いかも?」
「心臓に悪い勝ち方だな〜」
「マリカーのスター状態」
「スタホ4のダービーのアドマイヤベガ並みの鬼脚」
「久しぶりに気持ち良い追い込み見た こういう勝ちっぷり大好物」
「キレッキレですね ハープスターみたい」
「こんな凄い末脚見たことない」
「えっぐい脚してる!!」
「世界の競馬はダビスタ級あるある」
「加速装置でも付いてる?」
「映像いじってるのか」

 ヨンガラスの勝ちタイムは1分29秒89。最後1ハロンは推定10秒8の末脚を繰り出し、3連勝を飾った。

(THE ANSWER編集部)