広島高裁は控訴を棄却しました。

弁護士の被告の男（４８）は会社役員の男と共謀し、うその申請をして国の新型コロナ対策の持続化給付金などあわせてや約２０００万円をだまし取った罪に問われています。

一審の広島地裁では「弁護士でありながら犯行を繰り返し、厳しい非難を免れない」などとして懲役３年６カ月の判決が言い渡されていました。

３０日の控訴審で広島高裁は「犯行の首謀者で刑事責任は重い」「被害弁償し弁護士会に退会届を提出しているからといって原判決の量刑を見直す必要が生じているとは言えない」として控訴を棄却しました。