アドビ本社の最高戦略責任者スコット・ベルスキー氏
アドビ社は16日、クリエイターの祭典である【Adobe MAX Japan 2023】を東京ビッグサイトで開催。アドビ本社の最高戦略責任者であるスコット・ベルスキー氏は「これまでの仕事の一部は、コンピューターによって置き換わり、そして、強化される。そうなると、人はもっとクリエイティブにならないといけないと考えていて、私たちは、それを手助けしたい。私たちのミッションは、クリエイティブ・フォー・オールです」とコメント。あらゆる業界で活躍する、すべての人に”つくる力”を「手助けしたい」と強調した。


▼ アドビ本社の最高戦略責任者スコット・ベルスキー氏



ベルスキー氏は、生成AIの盛り上がりで新しい時代の到来を感じ「大人もクリエイティブの自信をつけた社会。それを実現する素晴らしいタイミングが来ていると思います」と語った。

「私たちのクリエイティブ・クラウドのミッションは、クリエイティブ・フォー・オールです。そう述べてきている私たちのプロダクトですが、なぜ、クリエイティブを仕事とするプロ向けだったか、それは、クリエイティビィティという作業が難しかったからです。これまでのプロダクトを使いこなすには、難しいことでした」

「例え話をしましょう。5歳ぐらいの子供だと、両親も学校の先生も、何をやっても褒めてくれる。ですが、大きくなってくると、他の人たちのほうが、優れたスキルを持っていると、段々と気がついてくる。そして、周りには、批判的な人たち、自分にはスキルが無いと言ってくる人たちが出てくる。そうすると、自分のクリエイティブな自信というのは急速に下がってくるのです」

「進化スピードに驚く生成AIというのは、クリエイティブへの自信を取り戻すためのツールの一つなんです。そのツールを使うことで、大人の人たちがクリエイティブへの自信をつけ、映画を作る、アニメを作るといった、そういったパワーをくれるでしょう」と想像した。

「(生成AIに特化した)Fireflyというサービスをローンチしたときは、firefly.Adobe.comというスタンダードなWEBサイトでした。そこにアクセスしてくれたユーザーさまは、プロの方だけではなく、普通の作者の方…例えば、教師をやっている人たち、お年を召した祖父母、そして、小さな子供たちもいらっしゃいました。そうなんです、色んな人たちが、テクノロジーの進化を試してみたくて、私たちのサイトに何度も来てくれました。それは、クリエイティブなことをしてみたいという自信が取り戻せたからです。このことは、わが社にとって、いや、世界にとって素晴らしいことです」

「大人もクリエイティブの自信をつけた社会。それを実現する素晴らしいタイミングが来ていると思います。新しい世界へ、どんどん変わっています」

「これまでの仕事の一部は、コンピューターによって置き換わり、そして、強化される。そうなると、人はもっとクリエイティブにならないといけないと考えていて、私たちは、それを手助けしたいのです」とアピールを重ねていた。

なお、今回の催し【Adobe MAX Japan 2023】にあたっては、近年あった制限を無くして全面開催。約3,600名の来場者を数えていた。

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【Adobe MAX Japan 2023】…公式WEBサイト