その昔、大宮発 水戸線経由で大洗まで走った臨時列車です。

鹿島臨海鉄道を走った臨時列車


JRと鹿島臨海鉄道の保有車両を集結させた撮影会も実施(画像:茨城県)。

 鹿島臨海鉄道は茨城県およびJTBと共同で2023年12月10日(日)、大洗〜神栖間で「大洗エメラルド号」を運行します。通常は旅客運行しない貨物専用線「鹿島臨港線」へも入線するほか、神栖駅(茨城県神栖市)ではJRと鹿島臨海鉄道の保有車両を集結させた撮影会も実施します。

 35年ぶりに復活するという「大洗エメラルド号」。これは鹿島臨海鉄道が開業した直後、水戸線を経由し大宮〜大洗間で運行された臨時列車で、国鉄のディーゼル機関車DE10形と12系客車が用いられました。今回はこの列車編成を再現するといいます。ダイヤは以下の通りです。

●往路:大洗10時13分→神栖11時36分
●復路:神栖13時48分→大洗15時04分

 募集人員は先着80人、最少催行人員は50人です。参加代金は1人3万8000円。記念乗車券と常陸牛の弁当が付きます。販売は11月15日(水)午前10時から、JTB水戸支店のウェブサイトで開始されます。