音で認知症に挑むガンマ波サウンド!ルネサンス 、認知機能低下予防プログラム説明会
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 COO 村上泰一郎氏は、自社の事業について語った。
同社は『「社会的意義」や「意味」があるものを 連続的に生み出す孵卵器となる』をミッションに、波動制御技術をコアとしてポートフォーリオを抱え、Workspace領域、Diversity&Personal care領域での研究開発と事業化を行っている。
政府推計では、2025年には65歳以上の5人に1人、約730万人が認知症患者となると予想され、家族による介護や医療費など認知症関連の社会コストは14兆円以上と見込まれる。こうした状況を踏まえ、同社は本領域へ取り組む社会意義は大きいと考えた。
幅広い年代で認知症予防の重要性が認識されているものの、実際に対策を講じている割合は僅少。年齢の上昇に伴い、対策を講じている人の割合が高まる傾向にあるが、日常の中で無理なく取り組める予防対策・進行抑制策へのニーズは高いと予測される。
目指す世界観としては、「認知症は(直接的には)予防できない・治せない」という既成概念のため、日常生活の中で「認知症は予防・治療」をすることが“当たり前”になる世界を創り、薬・食事運動以外の第三の珠算を用いた健康予防でシニアの健康寿命延に後継したいとの考えだ。
同社が研究しているガンマ波は脳波の一種であり、アルファ波がリラックス時に発生する脳波と言われているように、ガンマ波は「認知機能の発揮」に関連した脳波と言われている。ガンマ波を惹起する方法として、電気刺激によるアプローチによる記憶の改善効果などが示されている例はあるが、この電気刺激によるアプローチは実利用を考えると、ハードルが高い。
MIT Tsai教授チームによる研究において、40Hz周期のパルス性の音と光の刺激によって脳内のガンマ波が周期される事が確認されるとともに、認知機能・短期記憶の改善が示唆される結果が報告されている。一方でここで利用されている音刺激は治療を目的とした不快度を伴うブザー音となっており、日常的な聴取は一定の困難が伴うと予想されるものになっている。