紫苑Sが圧巻の差し切りだったモリアーナ(ユーザー提供：つんさん)

写真拡大

　横山典弘騎手がモリアーナ(牝3、美浦・武藤善則厩舎)で秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)の初制覇を狙う。

　横山典弘騎手はこれまで秋華賞に14回騎乗。2着は99年クロックワークと01年ローズバドで2回、3着も98年エアデジャヴーと05年ニシノナースコールで2回、4着と5着も1回ずつあるが、惜しくも勝利には手が届いていない。

　今年のパートナーはモリアーナだ。初コンビとなった前々走のNHKマイルCは6着だったが、秋の始動戦となった紫苑Sは2000mへの距離延長も何のその、思い切った後方待機から重賞初制覇へ導いた。今回は相手が強くなるだけに楽ではないが、それだけに腕の見せどころでもある。打倒リバティアイランドに向けて名手がどういった策をとるのか、大いに注目したい。