みなぎる自信、頼もしき18歳。大宮DF市原吏音はJ3降格危機にも前を向く!「自分たちが勝てば上のチームはきっと焦る」
大宮アルディージャは10月7日、J2第38節でレノファ山口FCに2−1で勝利。今季初の3連勝を飾った試合で、CBでフル出場して守備を引き締めたのがDF市原吏音だ。
2005年生まれの18歳、現役高校生の市原は、6月に2種登録されると、7月12日に行なわれた天皇杯3回戦のセレッソ大阪戦(1−3)で、スタメンでトップデビューを飾る。
山口戦では4バックの左CBでスタートし、システム変更した69分以降は3バックの左でプレー。185センチの長身を活かしたヘディングで相手のロングボールを跳ね返せば、敵アタッカーとのデュエルで互角以上に渡り合った。
完封こそならなかったものの、最少失点で勝ち切った試合後、市原は、攻撃陣の守備に感謝した。
「集中して入れていると思います。雰囲気もめちゃめちゃ良くて、前線の選手が、前からプレスをかけてくれるので、自分たちもボールをある程度、予測して取りに行けますし、全員がハードワークしてやっているからこそだと思います」
堂々としたプレー同様、言葉にも力がみなぎっている。チームが初のJ3降格の危機に瀕しているなかで、若武者は次のように語る。
【動画】大宮の18歳DF市原吏音が13戦連続フル出場!山口戦ハイライト
「プレッシャーはあまり感じていないですけど、今日の試合は、特に負けられませんでした。これからどの試合も、絶対に負けられませんし、自分たちが勝てば、上のチームはきっと焦る。もっと、リーグ自体を面白くできる。自分たちは勝つだけです」
厳しいチーム状況でプレッシャーがないのか。報道陣から尋ねられると、こう言い切った。
「結構、聞かれますけど、自信を持ってプレーできているので。こういう順位で、こういう危ない時に使ってもらえている。これを経験できているのは、自分にとってプラスでしかないので、前向きに捉えています」
その自身の源は、どこから来ているのか。
「自信は常にありました。 確信に変わったのは、Jリーグデビュー戦の栃木戦で、ある程度、自分の特長は出せました。足りないところはたくさんありましたが、まったく敵わないかって言われたら、そんなこともなかったです」
何とも頼もしい大宮の超新星は、ラスト4試合に向けて「落とせる試合はありません。相手が上位だからとかは関係なく、やるだけなので、全試合を勝って、しっかり自分たちの目標を達成したいです」と意気込んだ。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
