シニア世代に大人気のYouTuber・Mimiさん(63歳)。60代になってからYouTubeに動画をアップし始め、プチプラアイテムを使ったおしゃれなコーディネートや、ひとり暮らしのお金事情など、シニアの気になることを本音で伝えてくれると話題に。

先日、Mimiさんの2冊目の本『Mimi’s life MAGAZINE』(扶桑社刊)が発売。ここでは、同書の内容を抜粋し、「ファッション小物の使い方」についてご紹介します。

【写真】目尻のシワやシミをカバーするメガネテクニック

60代のコンプレックスは「メガネ」「帽子」「スカーフ」で解決!

メガネや帽子、スカーフ、アクセサリーは着こなしのポイントになるだけではなく、シニアのお悩みを解消してくれるアイテム。比較的手ごろな価格で手に入るものも多いので、お気に入りを見つけて、秋のお出かけを楽しみましょう!

●アイテム1:メガネ

顔の印象を直接左右するのは、なんといってもメガネ。私は老眼で小さな文字を読むたびにメガネを探すのがおっくうなので、中近両用をかけています。

メガネ屋さんによると、メガネも靴と同様、1つのものを使い続けていると劣化が早いそう。複数本を交互に使うのがよいとのことで、私はコーディネートに合わせてアクセサリー感覚で選んでいます。

太めのフレームのメガネや、濃い色のフレームのメガネをかけると、印象がキリっと引き締まり、気になる顔のたるみや目尻のシワやシミなどもカバーしてくれます。

●アイテム2:帽子

もともとくせ毛でしたが、年齢を重ねて、より強くくせが出てしまった髪…。最近はボリュームのなさや、薄毛も気になります。そんな悩みをカバーしてくれるアイテムとして帽子がおすすめ!

同じ帽子でもかぶり方ひとつで印象が変わります。どの形の帽子にしようかな、つばを伸ばそうかな、折り曲げようかな、髪はどの程度見せようかなと、その日のコーディネートに合わせて鏡の前であれこれ試しています。髪が短く、ヘアスタイルでアレンジできない方は、帽子でイメージを変えてみるといいですよ。湿気の多い日や雨の日にも帽子がおすすめ。髪が乱れるのを気にせずにすみます。

●アイテム3:スカーフ

首筋はもっとも年齢が出やすいパーツ。ついコンプレックスに感じて隠したくなる人も多いのでは? 私は普段から襟の大きなブラウスを着たり、スカーフを巻いているのですが、首元を隠したいというのも理由の1つです。

ストールもいいのですが、スカーフのほうが応用範囲が広く、収納場所もコンパクトにすむので便利かと思います。バッグに忍ばせておくと、ちょっと肌寒いときにも重宝します。

「気になる部分を隠す」というよりも「アクセントで顔周りを明るくする」と考えていただけると、楽しめると思います。スカーフはくるっとシンプルに巻くだけでなく、さまざまな巻き方があるので、コーディネートによって変えてみるのも楽しいです。大判ハンカチをスカーフ代わりにすると、簡単に洗えて夏も安心です。