押し入れの「すき間」の有効活用ワザ。布団もスッキリしまえて取り出しさも抜群
家の収納の中で、意外と活用できていないのが「高い部分」。元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとしても活躍し、暮らしを快適にするテクが人気の若松美穂さんが、押し入れの上の部分を活用した経験について教えてくれました。
無印良品の衣装ケースで、押し入れのデッドスペースを有効活用
あるとき収納に詳しい方に、収納力をアップするには「上」を生かすといいと教えてもらいました。家の中で活用できていない場所は「高さがある場所」。
「上部」で使えるところは…と家の中を見渡すと、ありました。押し入れの中です。
●無印良品のソフトボックスが使いやすい
昨年の夏、大きすぎる布団袋を捨て、無印の収納ケースを2種類購入。一度押し入れの中を整理しました。
そのとき買ったもののひとつが、「無印のソフトボックス衣装ケース大」【幅59センチ×奥行き39センチ×高さ23センチ】1690円。
こちらのケースのいい所は、ある程度、形がしっかりキープできているところ。それゆえ、立てることも可能です。
●押入れのすき間になっていた部分を有効活用
まずは買ってみて、一年間使い勝手を確かめました。よかったので、今年ほかの収納袋を捨てて、こちらを買いたすことに。
おかげで、これまで「取りにくいから」と、すき間になっていた部分を有効活用。
収納袋が、縦に4つ、きれいに入りました。今まであいていた分が埋まりました。
高い場所なので、イスがあった方が安全ですが(私は身長が175cmあるので、手を伸ばせば届きます)、取っ手つきで引き出しやすい。大きすぎることがないので、出す・入れるどちらにしても扱いやすい大きさで助かっています。見た目もスッキリしました。
●片づけがはかどって収納グッズを捨てた
1か所を片づけると、気持ちがよくなって、次々と片づけが進みます。
別の収納棚を片づけたところ、ものを捨てたこともあって昔から使っていた収納ケースが3つ余りました。
左のカゴは、底の部分と間口の大きさが大きく異なり、使い勝手が悪いので(底は広い方がいい)、捨てることにしました。
一気にとはいきませんが、すき間時間をぬって、少しずつ少しずつ、心地いい暮らしに近づいているような気がしています。