「柿が手に入ったら必ずつくります」料理家が毎年つくるシンプルレシピ:10月のベスト記事
ESSEonlineに掲載された記事のなかから、10月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!
どのご家庭にもくり返しつくる定番レシピはあるはず。料理家ぐっち夫婦もいろいろつくってきたなかでも、普段食べている「いつものレシピ」があるそう。今回は、共働き料理家のぐっち夫婦に、秋になるとよくつくるというレシピを2つ教えてもらいました。
記事の初出は2022年10月。内容は執筆時の状況です。
ぐっち夫婦の「秋のわが家の定番レシピ」2つ
レシピ本『いろいろつくってきたけど、やっぱりこの味』(扶桑社刊)では、思い出の料理やいつものホッとする料理など、私たちが本当においしいと思ったイチ押しレシピを紹介しています。
今回は、本のテーマに合わせて、秋食材を使った「いつもの味」をご紹介します。
1品目は、柿とカブを使ったマリネ。毎年秋になるとつくっている、「わが家の定番」。材料もつくり方もシンプルですが、クセになるおいしさなんです。SNSでもここ数年毎年紹介しているので、「今年もこの季節がきましたね」と言われる、フォロワーさんにもおなじみの一品です(笑)。
2品目は、マイタケをカリッと焼いた簡単料理。青のり入りの衣をつけて、両面色よく焼いたら完成です。マイタケと青のりの風味が楽しめる、おつまみにもぴったりの一品。材料も少ないので、思いたったときにすぐにつくれる簡単レシピです。
●柿とカブの生ハムマリネ
【材料(2人分)】
柿 1個
カブ(中) 1個 ※小なら2個
生ハム 50g
粗びき黒コショウ(お好みで) 適量
A[オリーブオイル、レモン汁大さじ1 塩、コショウ各少々]
【つくり方】
(1) 柿とカブは皮を剥き、8〜12等分にする。(4つに切ったものを3〜4等分)
(2) 大きめのボウルに【A】を入れてよく混ぜ、柿とカブを入れてあえる。
(3) 生ハムをちぎりながら(2)に加え、混ぜ合わせる(時間があれば冷蔵庫で20分ほど寝かせる)。
(4) 皿に盛り、お好みで粗びき黒コショウをふる。
●マイタケのカリッとのり塩焼き
【材料(2人分)】
マイタケ 1パック
青のり 小さじ1
水 大さじ2
薄力粉 大さじ2
マヨネーズ 大さじ1
塩・コショウ 各少々
油 大さじ2
【つくり方】
(1) マイタケは手でほぐし、塩・コショウをふる。
(2) ボウルなどに水、薄力粉、マヨネーズ、青のりの3/4量を混ぜ合わせる。
(3) フライパンに油をひいて中火で熱し、(1)のマイタケを(2)に絡めながら入れて焼く。
(4) 途中あまり触らないようにし、カリッとしてきたら裏返して両面焼く。
(5) 皿に盛り、残りの青のり、塩少々(分量外)をふる。