ものとの関係を見直せば、今よりもっと暮らしやすくなるはず。ものを捨てて暮らしが大きく変わったというインスタグラマー・みやさんは、「100個捨て」を子どもや夫とイベント化して、楽しみながら家の整理整頓を叶えたそう。そのコツを教えてもらいました。

“100個捨て”に子どもを巻き込む「イベント化作戦」

いらないものを100個手放す、みやさん流“100個捨て”。自分でできる範囲で100個捨てができたら、子どもや夫を巻き込んで家じゅうすっきりさせましょう!

子どもが自ら捨てたくなる環境&仕組みづくりをスタート! 押しつけず、子どもの意思を尊重するのがコツです。

●夏休みに「だれがいちばん多く捨てられるか競争」

遊びの一環として“捨てタイム”を休日の昼に設定。「『今から全員で捨てるよ!』と声をかけ、タイマーをかけます。集中できる30分間がベスト」

タイマーセットしてよーいドン!

●すぐに譲れる梱包セットを用意

子どもが手放すと決めたあと、次のステップにすぐ移れるよう準備。「紙袋やヒモなどを用意し、即渡せる、送れる状態にします」

●子どもの作品は残すものを自分で選ばせる

じつは親の方が迷いがち。「子ども自身が決めればトラブルもなし。捨てる前に撮影して、親の思い出として残します」

【子どもを巻き込むとこんな幸せが】

→いるもの・いらないものを自分で判断できるように

子どもには、「捨てるもの」ではなく「残すもの」を選ばせたそう。

<Before>

「自分にとって、本当に大事なものを判断できる子になってくれました」

<After>

オモチャが散らかることがなくなった!

“100個捨て”夫巻き込みテク「メリット見せつけ作戦」

捨てたら起こるいいことを夫に体感してもらい、同じ意識をもつ“捨てパートナー”に! 冷めかけていた愛を温め直す効果も!?

●クローゼットの使いにくさに気づいたら捨て始めた

まだ使えるものを捨てられなかった夫。家全体のものの量が減って暮らしやすくなったことに気づき、少しずつ変化が…。

<Before>

<After>

「クローゼットが使いやすくなるよう自ら服を手放すほどに」

「高かったのでもったいない」と十数年眠らせていた重い革靴を夫が自主的に処分。

今はスニーカーをペアで購入し、手入れをしながら愛用中。「愛が深まった気がします(笑)」

●ベッドを捨てたら夫が快適さに目覚めた!

寝室で2人がベッド、3人が布団を使用していたみや家。思いきってベッドを捨ててみたら…。

<Before>

<After>

「部屋が広くなることに心地よさを感じた夫が“捨て”に目覚めました」

【夫を巻き込んだらこんな幸せが】

→夫が9kgやせた!

妻のミニマムライフに感化され、思考もファッションもシンプルに変化。「買い食いやドカ食いがなくなり、1年ほどで結婚前のスリムな体に変身。またときめいています(笑)」