時間のない朝の「のっけトースト」。冷凍保存で朝はパパッとおいしく
忙しい朝は、つくる人も食べる人も負担にならない簡単でおいしいメニューがいちばん。ここでは、料理家の藤井恵さんに朝食にぴったりのトーストとおにぎりの絶品レシピを教えてもらいました。
時間のない朝でもすぐにつくれて食べやすい!
「元気な1日を過ごすために、活力源となる朝食はしっかり食べることを心がけています」という料理家の藤井恵さん。
とはいえ、朝から時間をかけてつくるのは大変。そこで、藤井さんが提案するのは、具材をのっけて焼くだけのトーストと、たっぷりの具を混ぜ込んだおにぎりの、簡単でおいしい朝ごはんです。
「忙しい朝でもすぐつくれるし、時間のあるときにまとめてつくって冷凍しておくこともできます。具材を替えれば飽きることもなく、パクパクッと手軽に食べられるから、時間のない朝でも家族に喜んでもらえますよ」
さらに、だしいらずで気楽につくれるみそ汁を添えれば、栄養満点の2品献立がラクラク完成です!
●冷凍保存で朝はパパッとおいしく
具材をのせた食パンをラップで包んで冷凍しておけば、朝は焼くだけでOK。
生卵など冷凍できない具材はあとのせを。
おにぎりも冷凍できて、小腹がすいたときのおやつにもぴったりです。
のっけるだけで簡単!なトーストのレシピ
食パンに好みの具材をのせて焼く「のっけトースト」なら、1枚でも大満足! パンは具のボリュームに負けない6枚切りがおすすめ。
●カマンベールとアボカドトースト
濃厚な味わいで食べごたえも十分。
【材料とつくり方(2枚分)】
(1) カマンベールチーズ1個(100g)は薄切りにする。アボカド1個は縦半分に切って種と皮を除き、薄切りにしてレモン汁小さじ2をかける。なめたけ大さじ1とマヨネーズ小さじ1を混ぜる。
(2) 食パン(6枚切り)2枚にマヨネーズを小さじ1ずつ塗り、(1)のチーズ、アボカドの順に半量ずつ重ねてのせ、(1)のなめたけマヨを半量ずつのせる。オーブントースター(1000W)でこんがりと色づくまで5〜6分焼く。
[1枚分478kcal]
●ベーコンキノコトースト
豊かな香りと食感を朝から堪能。
【材料とつくり方(2枚分)】
(1) ベーコン2枚は細切りにする。マイタケ1パックは小房に分ける。
(2) フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を強火で熱し、(1)のマイタケを焼きつける。香りが立ったら(1)のべーコンを加え、塩、コショウ各少しで調味する。
(3) 食パン(6枚切り)2枚にスライスチーズを1枚ずつのせ、(2)を半量ずつのせる。オーブントースター(1000W)でこんがりと色づくまで5〜6分焼く。
[1枚分312kcal]
電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください
●もっとおいしくなる!トーストのポイント
<くぼみで“のっけ”やすさアップ>
生卵などの流れやすい具材は、食パンの中央にコップの底を押しつけてくぼみをつくれば、トーストから落ちることなくきれいに焼ける。
<マヨネーズでおいしく時短>
食パンには、バターよりもクリーミーで塗り広げやすいマヨネーズを使うと時短に。酸味とコクが加わって味も引き締まる。