まだまだ暑い時季はただでさえ面倒な掃除が億劫になりますが、寒くないからこそ効率的に掃除できる場所があるんです。ここでは、掃除・洗濯術に詳しいお掃除ブロガーのよしママさんに、初秋のうちに掃除しておきたい場所と、簡単にきれいになるコツを教えてもらいました。

まだまだ暑い!今こそやっておきたい「水回り掃除」4選

例年より暑さが厳しく、掃除が億劫になりやすい今年の夏。暑い季節も家の汚れの蓄積はストップしてくれないので、工夫して掃除する必要があります。

【写真】冷蔵庫の引き出しもすっきり洗える!

そんななか、残暑〜初秋にこそお進めの掃除術があります。それは水を使った掃除。まだ暑い間は衣類に水がかかっても寒くないですし、掃除道具や掃除した場所自体もすぐに乾きます。暑さを利用して今のうちに効率的に掃除していきましょう。

●1:窓ガラス

年末に回しがちな窓掃除ですが、まだ暑い季節こそおすすめです。窓ガラスの外側は砂汚れがほとんどなので、水だけで簡単に落ちます。モップを水に浸して窓掃除をすれば、あっという間にピカピカに。

日差しが強いとすぐに乾いてふき跡が残りがちなので、ふき跡が残りにくい夕方などの涼しい時間帯に行うのがベター。

●2:ベランダやフェンス、玄関ポーチ

また、ベランダやフェンスなどの外周りも、水でしっかり掃除するチャンス。真夏ならf庭プール後の水を再利用するのもよいですよね。

フェンスはコケやカビがこびりついていることが多いので、周りに植物がなければバケツに1〜2滴の中性洗剤を入れて薄めたものを、磨くときに利用すると落ちやすいです。

磨く道具は洗車ブラシがおすすめ。ブラシ面が大きいので一気に広範囲を磨くことができ、外回りの掃除に便利です。

●3:お風呂

水回りといえば、お風呂。湿気がこもりやすく蒸し風呂状態になるので、日中は避け、涼しい時間帯に掃除しています。

とくに今年はシャワーを浴びる機会が多かった分、汚れがたまっています。ゴミがたまるとにおいが発生しやすい排水口や、普段できないエプロン内の汚れ落としもおすすめです。エプロン内は、浴室用洗剤だけで簡単に落とせる汚れがほとんどです。

●4:冷蔵庫の引き出しやゴミ箱

冷蔵庫内の引き出しやゴミ箱は、浴室で掃除しています。

冷蔵庫の引き出しは食材や液だれなどで、思いのほか汚れていいます。野菜室は土もこびりつきやすいですよね。食材の少ない日に、パパっと掃除しちゃいましょう。

食器用洗剤でほとんど落とすことができますが、ガンコな泥汚れは洗濯用固形石鹸をこすりつけ、ブラシでこすると落とすことができます。

掃除後は水気を残さずふいて、すぐに戻して完了。ふき掃除だけでは落とせなかったガンコな汚れやにおいも落とせてスッキリです。

ゴミ箱もつけ置き洗いをすれば、カビやにおいが取れてピカピカになります。普段乾きにくくて洗いにくい枕やぬいぐるみなどの大物を洗濯するのも、乾きが早いこの時期がおすすめ。

暑さを利用したお掃除を紹介しましたが、やはり猛暑の中では熱中症になってしまうリスクもあります。涼しい時間帯に、熱のこもらない衣服で掃除するようにしてくださいね。