早起きは、家事だけでなく自分の好きなことに時間を使えるメリットもあり、心の余裕も生まれます。ここでは、イラストレーターの仕事をしながら家事の流れを仕組化した山本香織さんの例をご紹介します。

好きなことを楽しむ朝の過ごし方

山本さんに、家事だけではなく好きなことを楽しむの朝の過ごし方を教えてもらいました。

●6:45:週1〜2回は朝ランニングでリフレッシュ

健康のために朝からランニング。「5kmを約30分かけて走ります。更年期に備えて40歳から始めましたが、気分転換にぴったり。無理のないペースで続けています」

●7:00:朝食は各自で用意

朝食は自分で準備するのが山本家のルール。「夫はご飯派で私はシリアル&ヨーグルト、娘はトーストと好みがバラバラ。どれも時間がかからないので、各自にまかせています」

・週末の朝ごはんはお気に入りのマフィン

週末はカフェに出かけて、マフィンをテイクアウトすることも。「季節の果物を使ったマフィンは、おいしくてボリュームたっぷり。ちょっとした休日のぜいたくです」

●7:30:身だしなみはヘアに時間をかける

身だしなみの時間は約15分と短め。「最近は髪に時間をかけるようになりました。顔は日やけ止めを塗って眉を描く程度ですが、髪はヘアアイロンで整えて、清潔感のある印象に」

●8:30:仕事は早めにスタート

自宅で仕事をすることが多い山本さんの始業時間は、少し早めの8時30分。

「頭が働く午前中は効率がアップ。家事をリスト化してからは、仕事中に家事が気にならなくなりました」

朝時間を回すための夜の過ごし方は?

朝を気持ちよく過ごすために重要なのが、前夜の下準備。ひと手間で家事の効率がグンとアップ。

●キッチンの片づけは夜に行う

コンロ回りとシンク、排水口の掃除は夜のうちに。「コンロ回りの掃除には、ウエットティッシュを使用。手軽に使えるうえ、ぞうきんを洗う手間も省けて便利です」

●自分時間を楽しむ

自分の時間がとれない日が続くと、夜更かししてでも好きなことをしてしまうという山本さん。「趣味の楽器を弾く時間や娘との時間は、しっかりキープしてリフレッシュ」

●翌日の予定をチェック

タスク管理アプリ「タスクシュートクラウド」で翌日の予定を確認するのが、終業前の日課。「翌日の予定を大きな流れで把握しておくと、次の日の仕事がスムーズになります」