40代50代の「老け見え」ファッションを大改造。あか抜けのコツをスタイリストが伝授
いつまでも若々しくありたいと思うものの、着こなしや言動が老けているような気がする…なんてことはありませんか? ここでは、ファッションに関して、なにがあか抜けない原因で、どうすれば解決できるのか、人気スタイリストに教えてもらいました。老け見えを助長させてしまうNGアイテムもチェック!
“老け見え”に悩むESSE読者を大改造!
ESSE読者の“老け見え”してしまう着こなしのお悩みに、スタイリストのジョニー・カワサキさんが若見えアドバイス! 同じ服でもこんなに変わって見えますよ。
Tさん(46歳・152cm)のお悩み:「コンプレックスを隠すための服選びをしてしまいます」
着たい服よりも、低身長や首の短さをカバーできる服ばかりを選んでしまう傾向が。本当はもっとおしゃれを楽しみたい!
●<おしい!Before>ジャケット+パンツコーデ
・幼くアンバランスに見える首元のフリル
・大ぶりのネックレスは“老け見え”まっしぐら
・若づくり感が出がちな丸い形の靴
●若見えAfter
・Uネックで首元をスッキリ見せ
・袖は折り返して抜け感を
・足元はパンツと同色で脚長効果
袖を五分〜七分丈にすることで重心を高く見せ、低身長をカバー。こなれ感も演出できます。
【ジョニーさんのワンポイントアドバイス】
ドレス要素を生かし、大人の余裕を
ドレス要素が10割になると老けて見えるので、カジュアル要素をオン。パンプスではなくサンダルを履き、ブラウスをTシャツに替えるなどの工夫で、“抜け感”と大人の余裕を。
●<おしい!Before>ロングジレ+パンツコーデ
・手首までおおう長袖は身長が低く見えがち
・“着られてる感”の出るロング丈ジレ
●若見えAfter
・ジレと身長のバランスをヒールで調整。
・袖の丈は腕が細く見える長さを選んで
<NG袖丈>
<OK袖丈>
二の腕のいちばん細い部分が見える丈のTシャツを選ぶと、全体がほっそりした印象に。
【ジョニーさんのワンポイントアドバイス】
ジレを着こなすコツはとにかくバランスが命!
トレンドのロング丈ジレはバランスが命。身長160cm以下の人がそのまま着るとジレに負けてしまうので、ヒールのある靴を履いて脚を長く見せるなど、ひと工夫を。
できれば避けたい!“老け見え”アイテム
うっかり身につけた瞬間にプラス10歳老けて見えるオバさん製造機を紹介!
●小花柄のシャツ
老け見えをとおり越し、“おばあちゃん見え”する危険性大。とくにパステルカラーはメルヘン感も出るので禁物。
●ストッキングソックス
かがんだ拍子に厚めの履き口が見えたらオバ確定。足をキレイに見せたいなら、ルース状のファンデがおすすめ。
●大ぶりのネックレス
マダムたちが首のシワをごまかすために身につける“老けアイテム”のイメージが強いので、要注意。
●ナイロン製エコバッグ
これを普段使いするのは、「おしゃれを諦めています」と宣言しているようなもの。使うなら買い物帰りだけに!