シリーズでお伝えしている「ＬＲＴ・１９の停留場」です。４回目は平石停留場から峰停留場までの４つの停留場を紹介します。

　ＬＲＴの車両基地のほど近くにある平石停留場では、停留場の南側に一般の車の乗り降りができるロータリーや駐車場、駐輪場といったトランジットセンターが設置されています。

　宇都宮大学陽東キャンパス停留場、愛称・ベルモール前停留場です。大型商業施設のベルモールには、すでに路線バスのターミナルやタクシープールなどが設置されていて、それらとＬＲＴを連携させることでトランジットセンターとしての機能を持ち合わせます。宇都宮駅や真岡駅方面への東西に向かうバスのほか北に向かう岡本駅方面のバスも接続します。ＬＲＴなどの公共交通を利用して買い物に訪れる人も増えそうです。

　続いては陽東３丁目停留場、愛称・新宇都宮リハビリテーション病院前停留場です。ＬＲＴの停留場はすべて車両の乗り口、降り口も３０センチの同じ高さなので停留場と車両の間に段差はありません。雨風を防ぐ屋根のほかスロープや手すりも設置されバリアフリーに対応しています。

　峰停留場、愛称・シーデーピージャパン本社前停留場は、国道４号にかかる陸橋の東側の停留場です。試運転でまちなかを走るＬＲＴも見慣れた存在となってきました。２６日開業を迎え地域のシンボルとしてデビューします。陸橋を越えるといよいよ駅東口エリアです。

　次回は最終回で、駅東公園前停留場から宇都宮駅東口までの３つの停留場を紹介します。