ホンダ新型「シティ」に「タイプR」!? ド迫力ワイドボディ&4連マフラーがカッコイイ! 「爆速コンパクトセダン」のCGをカーデザイナーが公開
新型「シティ」に“タイプR”仕様!?
2023年7月6日にホンダのタイ法人は、コンパクトセダン新型「シティ」を発表・発売しました。
このシティには、スポーティグレード「RS」がラインナップされますが、そんなシティに対し、カーデザイナーのMridul Basist氏は、よりハイパフォーマンスな「タイプR」のデザインを検討、CGを作成し公開しています。
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シティといえば、日本では1981年に登場するも、1995年に2代目モデルで終了となったコンパクトハッチバックが想像されますが、国外では現在も同名の車名を持つクルマが展開されており、そのボディ形状は主にコンパクトセダンへと変化しています。
コンパクトセダンへと変化したのは1990年代後半からで、かつて日本でも販売されていたシビックセダンの国外向け仕様車にその名前が起用され、以後国外のみで展開されますが、そのほとんどは日本でも別車名として展開されており、例えばシティとして6代目に当たる先代モデルは国内でも「グレイス」として展開されていました。
そんなシティの現行モデルは2019年に登場した7代目ですが、このクルマに相当するモデルは、残念ながら国内では展開されていません。また、この7代目シティには、ブラジルなど一部の市場で、ハッチバックモデルである「シティハッチバック」も存在しており、昔のシティを知っている人はこちらのほうが理解しやすいかもしれません。
タイで7月6日にも発表された新たなシティは、この7代目のセダンの一部改良モデルで、エクステリアや、パワートレイン、先進安全装備が見直されています。
一方ホンダのタイプRは、ベース車の運動性能と動力性能を際立たせ、サーキット走行性能を追求したモデルで、スポーツモデルの「NSX」や「インテグラ」などに設定されており、現在では「シビック タイプR」のみが販売されていますが、高い人気のため、2023年7月現在、一時注文を停止中です。
ちなみに、前述の7代目シティには、スポーティグレードとなるRSは存在するもの、ハイパフォーマンスモデルとなるタイプRは存在しません。そんななかカーデザイナーのMridul Basist氏は、「City Type-R」姿を予想し、CGを作成・公開しています。
City Type-RのCGでは、激しいワイドボディ化が図られ、リアドアの形状も変化しています。
また、フロントバンパーやグリルの形状も変化し迫力あるフロントフェイスとなっているほか、フロント・サイド・リアにアンダースポイラーが配されスポーティな印象を高めています。
さらに、控えめなリップスポイラーや、4連マフラーも装備され、パフォーマンスが高められているような表現も使われています。
City Type-RについてMridul Basist氏は、以下のようにコメントしています。
「私の最新の傑作です。情熱を持ってゼロからデザインし、ワイドボディキットから、大径ホイール、ブラッククロームペイントまで、細部までこだわってみました。
スポイラー、ディフューザー、フロントリップ、バンパーなど、完璧なキットをデザインすることは、小悪魔的なルックスとアグレッシブなスタイルを手に入れるために非常に重要でした」
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Mridul Basist氏は、インドで展開されるタタやマヒンドラ、スズキ、トヨタなど様々なメーカーのクルマをド派手にカスタマイズしたレンダリングを作成しています。
Mridul Basist氏の製作したレンダリングは、もちろん非現実ですが、世界には様々なカスタムカーが存在し、本当は存在しないS2000のタイプR仕様を独自の解釈で現代に誕生させるカスタムショップもあります。いつの日かこのようなカスタマイズモデルが現実に出てくる可能性を完全には否定できません。