試合後に取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】

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1点を追う10回には際どいボールをストライク判定される不運もあった

■マリナーズ 3ー2 エンゼルス(日本時間7日・アナハイム)

 エンゼルスが悪夢の6連敗を喫した。6日(日本時間7日)に本拠地で行われたマリナーズ戦で延長10回に競り負け、ついに借金1に転落した。試合後の取材に応じたフィル・ネビン監督は、机を叩いてブチギレ。「最悪だ。マジで最悪だ。そうとしか言いようがない」と怒りを露わにした。

 1点を追う10回には際どいボールをストライク判定される不運もあり、接戦を落とした。「私たちは得点するチャンスがあったから、判定のせいではないけど、(あの判定のせいで)流れが変わった。最悪だ。だけど、これが原因で負けたわけではない。勝つチャンス、打てるチャンスはあったけど、できなかった」と話した。

 ポストシーズン進出を争うライバルだったマリナーズとの4連戦を、すべて接戦でスイープされた。「1点差や2点差(の僅差)で負ける試合が続いたけど、負けは負けだ。残念だ。(選手が)怠けているわけではない。できること全てを尽くしている。今は暗い雰囲気で、こういう負け方は悔しい」と、言葉を絞り出した。

 1日(同2日)のトレード期限までにジオリト、ロペス、クロン、グリチック、リオンと大型補強に動いたが、その後はまさかの6連敗。ワイルドカード圏内が遠のく7ゲーム差になったが「明日も26人とスタッフと一緒に一生懸命戦うだけだ。約束する」と切り替えを強調した。大谷翔平投手は、4打数1安打1得点で打率.306となった。(Full-Count編集部)