闘莉王氏がJリーグの歴代最強のドリブラー、ベスト3を選出した。(C)SOCCER DIGEST

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 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。Jリーグの歴代最強のドリブラー、ベスト3を選んだ。

 まず3位には、ブラジル出身のFWジュニーニョ(元川崎、鹿島)を選出。その理由をこう語った。

「スッスッスッとスピードに乗っていく。俺、結構ジュニーニョに対して、PKを与えた気がします。俺らがボールにタックルをしようとすると、速いので、ちょっとしたタッチでPKを貰いにいく。ジュニーニョが一番、JリーグでPKを貰った選手じゃないかな」

 かつて札幌や川崎、浦和でプレーした、同じくブラジル人のFWエメルソンを2位にチョイス。「そんなに長くドリブルしないけど、スピードがあって、右足、左足どっちも蹴れる選手で、必ずゴールしか見ていない。すごく怖かった」と評価した。
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 そして1位には、FW永井雄一郎(元浦和、清水ほか)を選んだ。闘莉王氏は、「(ドリブルの)キレもあるし、スピードもあるし、距離が長い。(ドリブルが)一番キレイで「おー」ってみんなが盛り上がる瞬間だった」と観客が沸くほどのドリブラーだったと絶賛した。

 また、日本代表の三笘薫とも比較。「三笘は角っこから、多くても1人、2人(抜く)ぐらい。三笘ともちょっとレベルが違うよ、全然」としつつ、「永井は決定力も半端なかった。ドリブルだけで終わらない。これはほかの人にはマネできないよ」と唯一無二の存在だったと強調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部