ブルージェイズ戦後に取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】

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9回1死満塁で代打送られ交代…ネビン監督「2日間かなりの仕事量だった」

■ブルージェイズ 4ー1 エンゼルス(日本時間29日・トロント)

 エンゼルス大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4打数2安打1打点だった。9回1死満塁の絶好機では代打を送られ退き、球場は騒然。フィル・ネビン監督は試合後、両ふくらはぎにけいれんが起きたことを明かした。

 第4打席の直後、「彼がダグアウトに戻ってきて、少し体を動かそうとしていたが、けいれんが続いた」という。「明日また診断を受けるが、今の段階ではただのけいれんだ。この2日間かなりの仕事量だった」と説明した。大谷は試合後は左足を引きずるように歩いていたが、指揮官は負傷者リスト(IL)入りの可能性については「今、我々はそのことは考えていない。明日彼の様子を見てからだ」と話した。

 大谷は初回1死の第1打席に2試合連発となる39号ソロ。前日から“3打席連発”で先制点を奪った。3回の第2打席は空振り三振も、6回の第3打席にフォークを左前に運び、今季30度目のマルチ安打をマークした。第4打席は遊ゴロに倒れ、3点を追う9回1死満塁で代打を送られた。

 27日(同28日)のタイガースとのダブルヘッダー第2試合では3打席限りで交代し、球団は「けいれん」と発表していた。(Full-Count編集部)