ドルトムント、最初のテストマッチで再確認した「山積みの課題」

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今シーズン最初のテストマッチとなったブンデス4部相当オーバーハウゼンとのテストマッチでは、3−2と勝利をおさめたにもかかわらず、ボルシア・ドルトムントには明らかな不満の表情をみてとることができた。ピッチに立ったマッツ・フメルスは絶えず首を横に振り続け、そしてベンチに下がったあとも目に見えて苛立ちを露わにしており、「試合に勝つこと自体は良いことだけどもね」と語ったテルジッチ監督は、「ただ良かった点は悪かった点よりも明らかにすくなかったけどね」と言葉を続けてている。
相手チームは献身的かつ力強いパフォーマンスでドルトムントの連携のボロを突いてみせており、個人のミスに乗じて多くのチャンスを作り出して、トランジションプレーではドルトムントよりフレッシュな印象を残し、ドルトムントは試合終了間際のゴールで勝利を収めることが精一杯。ドイツ杯初戦ショット・マインツ戦にむけて、非常に多くの課題を残す結果となってしまった。「課題が山積みあることはよくわかったね」と語った指揮官は、「好ましくない点が複数見受けられていたし改善の必要がある」と米国ツアー前に改めて気を引き締める。
そこでは移動による負荷や時差、気候の違いなどにも気を配りながら、「もちろん少し違った緊張感というのはあるけどね、でもそれをしっかりと受け止めていきたい」とテルジッチ監督。とりわけサンディエゴ・ロイヤルにつづく、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーFCとのテストマッチは「とても重要」なものであり、「すべてのメンバー」をきっちりとここまでに仕上げていかなくてはならない。特にここ数年続く課題であるディフェンス面に重点が置かれるはずだ。「新しいことへのトライだけでなく、多くのことを思い出さなくてはならないだろうね」
そしてドルトムントが掲げる「明確な目標」は失点数の減少だけにとどまるものではない。多くのプロセスを改善していき、役割分担を明確にして、これから新加入の選手たちをうまく馴染ませていかなくてはならない。それと同時にこれまでいる選手たちに改めて思い出してもらう点も再認識させつつ、徐々に新しいパターンを導入していくことになる。それによりさらにチームとして改善し、より積極的に、攻撃面ではより危険に守備面ではより安定的になるよう高めていく。
