「しつこかったです(笑)」湘南移籍のディサロが“町野とのやり取り”と“清水での最終日”を回想「愛を感じました」
今夏にエースの町野修斗がドイツ2部のホルシュタイン・キールへ完全移籍。得点力に秀でたFWを探すチームが、実績十分な27歳に白羽の矢を立てた形だ。
ディサロは移籍前、ギラヴァンツ北九州時代のチームメイトでもある町野に「チームの雰囲気を聞いていた」という。しかし、湘南の前エースとのやり取りに、ひとつ不満があったようだ。
町野は北九州から湘南に移籍した2年目の2022年にJ1で13得点を記録。カタール・ワールドカップを戦う日本代表に追加招集で選出されるなど、充実のシーズンを送った。
そんな町野をディサロはどう見ていたか。
「マチが湘南で成長して代表に選ばれた時は、素直に凄いと思ったのと同時に、自分もあの舞台に立ちたいと強く思いました。何の運命か、今度は自分が導かれるように湘南に来ることになり...。何が起こるか分からないから、面白いですよね」
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ディサロは移籍発表の前日まで清水の練習に参加。翌日の湘南のトレーニングもこなした。タイトなスケジュールでの合流となった理由について、本人が次のように明かしている。
「コンディションを落としたくなかったので、ギリギリまで身体を動かしてから来ました。昨日は湘南が試合(天皇杯3回戦のファジアーノ岡山戦)だったので、身体を動かせないだろうと。清水もオフ明けでタフな練習ではなかったので、トレーニングをすべてこなしても問題ないと思って、参加しました」
清水のクラブハウスを去る時には、選手から愛のあるイジりで送り出されたようだ。
「最後にみんなで写真を撮りました。あとは、色々なものを貰いましたね。ボケなのか何なのか分かりませんが、スパイクの紐とか、歯ブラシとか、いらないものを渡されて(笑)。歯ブラシはさすがに未使用でしたけど、いらないなと。でも、愛を感じました」
筆者がディサロと接したのは囲み取材中の数分間のみだったが、チームメイトに愛される理由の一端が分かった気がした。
「気軽に『レレ』と呼んでくれれば。僕は人見知りしないタイプなので、フレンドリーに接してもらえたら嬉しいです」
プレーではもちろん、明るくユーモアのあるキャラクターも、チームに好影響を与えてくれそうだ。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
