ロシア艦艇10隻 北海道沖を次々西進 なかには工作艦や病院船も
海上自衛隊の気が休まることはないようで。
ミサイル艇や哨戒機が警戒監視
防衛省・統合幕僚監部は、ロシア海軍のタランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇6隻が2023年6月19日(月)午後11時頃、礼文島(北海道)の北東約60km付近を西進するのを確認したと発表しました。
また、これら艦艇に引き続いてスリヴァ級救難えい船1隻、ロプチャーII級戦車揚陸艦1隻、アムール級工作艦1隻、オビ級病院船1隻の計4隻も付近の海域で確認したとのこと。これら計10隻のロシア艦艇は19日(月)から20日(火)にかけて宗谷海峡を西進しています。
海上自衛隊のP-3C哨戒機(画像:海上自衛隊)。
今回のロシア軍艦の動向に対し海上自衛隊は、北海道の余市を母港とする第1ミサイル艇隊所属のミサイル艇「わかたか」と、神奈川県の横須賀を母港とする第1護衛隊に所属する護衛艦「むらさめ」、青森県の八戸基地に所在する第2航空群のP-3C哨戒機によって情報収集や警戒監視を行っています。