凄すぎる「旅客機の本気飛び」! 2機のボーイング新型機がアクロバット飛行 まるで戦闘機
生で見たら大迫力でしょうね!
777-9&737-10がアクロバット飛行
フランスで行われているパリ航空ショーで、アメリカの航空機メーカー、ボーイングが開発を進めている最新鋭旅客機「777-9」と「737-10」が展示飛行を実施。ここで2機は通常運航時などではまず見られないような、アクロバティックな姿勢でのフライトを披露しています。
ボーイング777-9(画像:ボーイング)。
777-9は2020年1月に初飛行した「777X」シリーズの標準旅客型です。「777X」シリーズは「ボーイング777」をベースにサイズアップなどを図った派生型にあたり、すでにシリーズ累計で350機以上の受注を獲得しているとのこと。日本でもANA(全日空)がこのシリーズの導入を予定しています。なお、今回フライトする777-9は約77mの全長をもち、実用化されれば世界最長の全長をもつ旅客機となります。
一方、737-10はボーイングの主力単通路機シリーズである「737MAX」の胴体延長タイプで、2021年6月に初飛行。「737MAX」を含めたこれまでの737シリーズでもっとも長い、43.8mの胴体をもち、最大230席を搭載することができます。日本でもスカイマークが同モデルの導入を予定しています。
展示飛行ではその高い性能をアピールすべく、旅客機らしからぬアクロバティックなフライトに。離陸した同機は旅客便ではありえない急角度で上昇をしたのち、上空では90度を近いバンク角(左右の傾き)での急旋回などを披露しています。