米アカデミー賞の前哨戦とされるゴールデン・グローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会（HFPA）は12日、賞に関する資産を売却したと発表した。昨年12月撮影 - （2023年　ロイター/MARIO ANZUONI）

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［ロサンゼルス 12日 ロイター］ - 米アカデミー賞の前哨戦とされるゴールデン・グローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会（HFPA）は12日、賞に関する資産を売却したと発表した。これによりHFPAは解散することになった。

　資産を購入したエルドリッジ・インダストリーズとディック・クラーク・プロダクションズは、賞のテレビ放送権を引き継ぎ、視聴者を世界中に広げることに注力すると表明した。

　HFPAを巡っては倫理面や多様性欠如の問題から反発が強まり、米NBCが2022年に授賞式を中継しないことを決めるなどの騒動に発展した。

　エルドリッジの広報担当は、HFPA会員の310人全員が来年の賞でも投票資格を持つと述べた。

　契約の金銭的条件は明らかにされていない。