「地下鉄ブルーライン延伸区間」並行バス路線から東急が撤退 小田急の単独に 見直される共同運行
ここ以外でも見直しが。
地下鉄ブルーライン延伸で注目集まるエリアの路線バス
東急バスは2023年6月12日(月)、小田急バスとの共同運行路線の一部を全便、小田急バスの運行に変更し、あわせてダイヤ改正を行うと発表しました。実施日は9月1日です。
東急バス(画像:写真AC)。
次の共同運行路線が、全便、小田急バスの単独運行となります。
・新23:あざみ野駅〜新百合ヶ丘駅
・新21:あざみ野ガーデンズ折返し系統
・新25:たまプラーザ駅〜新百合ヶ丘駅
・柿23:市が尾駅〜柿生駅北口
あざみ野〜新百合ヶ丘間では、2030年開業を目指す横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸事業が進行中。今後、大きく変貌すると見込まれるエリアですが、それまで主要な足を担う路線バスに変化が訪れます。
小田急バスの単独運行化に伴い、関連する区間の東急・小田急共通定期券の発売も8月いっぱいで停止に(市が尾駅〜上鉄鴨志田口の券種除く)。9月以降も有効期限まで利用は可能ですが、以後は「小田急バス定期券」を買ってほしいということです。また当該系統は「東急バス全線定期券」も対象外となるため、東急バスは払い戻しに応じる構えです。9月以降のダイヤは小田急バスから追って発表するといいます。
ちなみに、両社の共同運行路線の見直しは他にも。7月からは渋谷駅〜成城学園前駅間の「渋24」系統が、今回と反対に東急バスの単独運行に変更されます。東急バスによると、今回の変更は「渋24」も含めた両社の協議のなかで実施に至ったということです。