国内唯一のレア手法! 「成田空港へ燃料届ける珍施設」が一般公開へ 対象者は?
これはなんともレアな…。
地元小学生らが対象
成田空港を運営するNAA(成田国際空港)が、2023年7月25日、31日、8月10日、16日の4日間、千葉市・四街道市・成田市などに在住する小学生4〜6年生、ならびにその保護者(1名まで同行可)を対象に、成田空港の給油施設見学会を実施します。
成田空港を出発するNCAの貨物機。後ろに見えるのが燃料タンク(2020年、乗りものニュース編集部撮影)。
成田空港では、東京湾に面した千葉市から空港のある成田市まで41kmにわたって送油用パイプが繋がっており、このパイプラインを通して空港へ燃料が届けられています。これは国内空港では唯一の手法です。
見学会ではパイプラインのスタート地点である千葉港頭石油ターミナル、地下のパイプライン、ゴール地点である空港石油ターミナルを見学。NAAによるとこのパイプラインは普段は一般公開されていないといいます。
成田空港のパイプラインは2023年8月8日をもって、運用開始から40周年を迎えるとのことで、今回の見学会は「これまでの安全・安定運用への、日ごろの皆様のご協力に感謝の気持ちを込めるとともに、成田空港の給油施設についてより一層理解を深めて頂くため」の取り組みの一環といいます。募集は、成田空港ホームページ上で行われます。