米メンズ誌『GQ』のインタビューに応じたライアン・ゴズリング。映画『バービー』で演じたケン役に批判の声があがったことに「ケンのことなんて気にしたことないくせに」と語る(画像は『GQ 2023年5月31日付Instagram「I would say, you know, if people don’t want to play with my Ken」』のスクリーンショット)

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アメリカで7月に公開予定(日本では8月11日(金)公開)の実写映画『バービー』で主人公バービーの恋人ケンを演じた俳優ライアン・ゴズリング(42)が、このほど米誌のインタビューに応じた。同映画において、「ケンを演じるには年齢が上すぎる」といった批判の声がライアンに向けられていたが、本人は「ケンのことなんて気にしたことないくせに」と反論した。

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大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』などに出演し、日本でも人気を集めている俳優ライアン・ゴズリング。そんな彼は、アメリカで7月に公開予定(日本では8月11日(金)公開)の実写映画『バービー』で、バービーの恋人ケンを演じた。

主人公のバービーは女優マーゴット・ロビー(32)が演じたが、バービーの恋人ケンを42歳のライアンがキャスティングされたことから「ケンを演じるには年齢が上すぎるのでは?」、「もっと若い人が演じるべき」といった声があがっていた。そのような批判について、ライアン本人が米メンズ誌『GQ』のインタビューで次のように語った。

「僕の演じたケンに不満があるなら、他のケンと遊べばいい。笑っちゃうよね。#notmyken(私のケンじゃない)って、そんな考えがあることに驚いたよ。『ケンのこと、そんなに気にしたことあるの?』って聞きたくなるね。」

「60年間、ケンの仕事はずっとビーチだった。何にもしていないことが仕事っていうケンでも、みんなは気にならなかった。だけど突然、『私達はケンのことをずっと気にしていました』って言われてもね。これまでに一度も気にかけたことがなかったくせに。バービーはケンに文句を言ったりしない。それが大切なんだよ。本当にケンのことを気にかけていたっていうなら、みんながケンに興味がなかったのを知っているはずだろう?」

「僕は今ならケンに興味があるよ。彼の代理人みたいなものだからね。」

またライアンは、「誰も興味がないケン」を演じようと思ったきっかけについても話している。彼の妻で女優のエヴァ・メンデス(49)との間にもうけた2人の愛娘達が遊んでいる人形の中にケンがあったそうで、ライアンはこのように明かした。

「(人形の)ケンを見たことあるよ。外で搾り終わったレモンの横で、泥の中に顔を沈めた状態で置かれていた。それを見て『ああ、こいつの物語も世間に届けたいな』って思ったんだ。」

画像1枚目は『GQ 2023年5月31日付Instagram「I would say, you know, if people don’t want to play with my Ken」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)