北の木造駅舎がリニューアルで大幅縮小? ワンルーム物件サイズに リゾート列車もスイッチバックする駅
ターミナル駅なんですが。
奥羽本線と五能線の分岐駅
JR東日本秋田支社は2023年5月22日、奥羽本線の川部駅(青森県田舎館村)について、駅舎新築工事が完了したと発表。「北東北3エリアのSuicaデビューにあわせて」、5月27日(土)より新駅舎の使用を開始します。
リニューアルされる川部駅(画像:写真AC)。
新駅舎は木造平屋建てで、「長い間、地域に愛された既存駅舎の面影を残し、これからもお客さまや地域のみなさまに駅を身近に感じてもらうデザインにしました」とのこと。
ただ、旧駅舎に比べてその建物の規模は大幅に縮小。30.2平方メートルというので、一般的なワンルーム物件のサイズです。旧駅舎は今後撤去されます。
ちなみに、川部駅は奥羽本線から分岐する五能線の起点駅でもあり、1998年までは弘南鉄道黒石線も乗り入れていました。五能線の列車は快速「リゾートしらかみ」を含む全列車が南の弘前駅へ直通していますが、線形の関係から、この駅でスイッチバックします。
※タイトルを修正しました(5月23日15時53分)。