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いろいろ変わるぞ!「しおかぜ」「いしづち」

 JR四国は2023年5月22日(月)、特急「しおかぜ」(岡山〜松山)、「いしづち」(高松〜松山)で運行する8000系電車を今年度から順次改装すると発表しました。


リニューアルされるJR四国8000系(画像:写真AC)。

 8000系は1992(平成4)年に試作車が、翌93年3月ダイヤ改正で量産車が登場しました。2000年代にリニューアル工事が進められましたが、今回、2度目の大規模リニューアルとなります。

 外観はオレンジのラインと黒を施し、同じ「しおかぜ」「いしづち」の新型車両である8600系と共通の配色にしつつ、8両の長い編成を際立たせてるといいます。これにより、岡山・高松から松山に向かう特急列車であることを明確にするということです。

 内装は、JR四国で初となる車いすなどのフリースペースを設けるほか、トイレを全面洋式化。座席にはコンセントと電動リクライニングとフットレスト、読書灯を備えるとともに、照明をLEDの間接照明とすることで、室内全体を明るく開放的に演出するとのこと。

 リニューアルを済ませたS編成は12月に、L編成は来年8月に運行開始の予定。その後は定期検査に合わせて年に2〜3編成の工事を行い、2027年度に完了するということです。